チャンピオンズリーグ(CL)のグループD第2節、シャフタールvsインテルが28日にオリンピスキ・スタジアムで行われ、0-0のドローに終わった。

3年連続の対戦となるシャフタールとインテルによる、初勝利を懸けた一戦。

シャフタールは前節、モルドバ勢として本戦初出場のシェリフに0-2で敗戦し、最も勝ち点3が計算できる相手に対して痛恨の取りこぼしとなった。それでも、以降の公式戦3試合ではディナモ・キエフとのウクライナ・スーパーカップを制するなど、3連勝で今回のホーム開幕戦を迎えた。

対するインテルは昨季もダブルを喫した本命レアル・マドリー相手に0-1で競り負け、こちらも黒星スタート。それでも、以降のセリエAを2勝1分けの無敗で乗り切り、こちらも良い状態で敵地へ乗り込んだ。直近のアタランタ戦からは先発3人を変更。ダルミアン、チャルハノール、ペリシッチに替わってダンフリース、ディマルコ、ベシーノを起用した。

互いにテンションの高い入りを見せた中、ホームチームが先に決定機を作る。5分、相手のプレッシャーを外して左サイドから鋭い持ち上がりを見せたソロモンがボックス手前でニア下を狙った鋭い右足のシュートを放つが、これは惜しくも枠の左に外れた。

しかし、好勝負が期待された一戦はこの直後にアクシデントに見舞われる。競り合いの際にバランスを崩したDFダンフリースと交錯したラシナ・トラオレが、右足にのしかかられる形でヒザを強く捻ってしまう。そして、プレー続行不可能となったトラオレはストレッチャーに乗せられてピッチを後に。11分にテテがスクランブル投入された。

相手に動揺が見受けられる中、序盤からカウンターを主体に良い形を作っていたインテルは15分に絶好機。カウンターから味方をオトリにボックス手前で一瞬浮いたバレッラが右足のミドルシュートを狙うが、これは惜しくもクロスバーを叩いた。

その後はボールの主導権をシャフタールが握り、インテルがカウンターで応戦する構図の下で一進一退の攻防が続く。シャフタールはセンターフォワード不在の中、ペドリーニョを“ゼロトップ”気味にプレーさせ、流動的なポジションチェンジと細かなパス交換で相手守備を揺さぶり、テテらがボックス内でフィニッシュに絡む。

対するインテルはカウンターの2トップの背後への動き出しをシンプルに使い、ラウタロ・マルティネスのボックス左からのシュート、34分には左CKの場面でファーに抜け出したジェコに決定機が訪れたが、いずれも仕留め切れず。

内容的にはホームチーム優勢もゴールレスで折り返した試合は、後半もシャフタールが先に決定機を作り出す。的確なパス交換から右サイド深くに抜け出したドゥドゥが深くえぐって折り返したグラウンダーのクロスにペドリーニョが飛び込むが、枠を捉えたワンタッチシュートは寄せていたDFシュクリニアルの見事なブロックに阻まれた。

後半に入ってより守勢を強いられるインテルは55分、前半からハードワークを見せていたブロゾビッチを下げてチャルハノール、好調のジェコに替えてホアキン・コレアを同時にピッチへ送り出す。この交代でバレッラがアンカーに落ちてチャルハノールが左のインサイドに入った。

この交代によって一気に流れを好転させるまでには至らないインテルだったが、65分には相手GKからのビルドアップのミスを突き、チャルハノールが高い位置で撥ね返したボールをボックス中央のラウタロが右足で狙うが、相手DFの寄せが気になったか、シュートを枠に飛ばすことができない。

その後はシャフタールに疲れが見え始めたこともあり、試合は完全に膠着状態に陥る。その中でインテルはジェコに続きラウタロを下げてサンチェス、その後にガリアルディーニ、ペリシッチを続けて投入。対するシャフタールはソロモンやアラン・パトリックを下げ、快足ムドリク、百戦錬磨のマルロスと異なるアタッカーの投入でゴールを目指す。

86分には後半沈黙していたインテルの攻撃陣に続けてビッグチャンス。まずはボックス手前左でチャルハノールから足元にパスを受けたホアキン・コレアが右足の絶妙なコントロールシュートを枠の右隅へ飛ばすが、これはGKピアトフのビッグセーブに遭う。さらに、このプレーで得た右CKの場面でチャルハノールが右足アウトスウィングで入れたボールをデ・フライがドンピシャのヘディングで合わすが、これもピアトフの見事なワンハンドセーブに阻まれた。

結局、試合はこのまま0-0でタイムアップを迎え、両守備陣の奮闘が光った一戦は、昨季のグループステージ2試合に続き、またしてもゴールレスドローという結果に終わった。

シャフタール 0-0 インテル

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