チャンピオンズリーグ(CL)のグループF第2節、アタランタvsヤング・ボーイズが29日にスタディオ・アトレティ・アズーリ・ディターリアで行われ、ホームのアタランタが1-0で勝利した。

初出場から2シーズン連続で決勝トーナメント進出を果たしているアタランタは、今季のCL初戦となった敵地でのビジャレアル戦を2-2のドローでスタートした。以降のセリエAでは2勝1分けと好調を維持するガスペリーニ率いるチームは、初戦でマンチェスター・ユナイテッド相手に金星を挙げたスイス王者をホームで迎え撃った。

2-2のドローに終わった直近のインテル戦からはパロミーノに替えてディムスティを起用した以外、同じメンバーを採用した。

立ち上がりから相手に圧力をかけ、5分にはドゥバン・サパタが早速最初の枠内シュートを放つなど、上々の入りを見せたアタランタ。しかし、直後にはハムストリングを痛めたゴセンズがプレー続行不可能となり、11分にメーレをスクランブル投入した。

主力の負傷離脱にも動揺を見せず、引き続き先制点を目指して相手を押し込むアタランタ。17分には相手陣内左サイドで得たFKの場面で、マリノフスキーからのクロスをボックス右でトロイが折り返したボールがDFラウぺルのオウンゴールを誘うが、これはVARのレビューの結果、トロイのオフサイドを取られた。

一方、守勢が続くものの、粘りの守備で流れの中ではホームチームに決定機を与えないヤング・ボーイズは、前半半ば過ぎにビッグチャンスを創出。28分、クリストファー・マルティンスが高い位置でボールを奪い、絶妙なスルーパスをボックス右に走り込むエリアに通す。だが、エリアのニア上を狙ったシュートはわずかに枠の右へ外れた。

前半終盤にかけても拮抗した展開が続く。44分にはセットプレーの二次攻撃からボックス左でトロイが上げたクロスを、ボックス右に詰めたペッシーナが押し込みにかかるが、ここはうまくミートできず。絶好機を逸した。

ゴールレスで折り返した後半はハーフタイムにボールの循環、崩しの局面の修正を施してきたホームチームが圧倒する。外回りが目立った攻撃に関して中央にボールを差し込む場面が増えると、徐々に相手の守備を効果的に揺さぶっていく。

そして、61分にはトロイの攻撃参加を生かしてボックス内で混戦を作ると、ボックス右ライン際でサパタがクロスを供給。これをファーで受けたザッパコスタが短い持ち出しから右足を振り抜くが、枠を捉えたシュートはGKフォン・バルムースの好守に阻まれた。

それでも、攻勢を続けるアタランタは68分、右サイド深くへ抜け出した
サパタが一度DFにボールを奪われかけるも強靭なフィジカルでリカバー。そのままゴールライン際で中へ運んで丁寧な折り返しを入れると、これをゴール前に飛び込んだペッシーナが左足で押し込んだ。

ペッシーナのCL初ゴールで先制に成功したアタランタは、積極的な交代策で反撃を試みるアウェイチームに対して、得意のデュエルが強調されるオープンな展開に持ち込むことに成功。ペッシーナとマリノフスキーに替えてムリエル、パシャリッチとよりダイナミズムに優れる2選手を投入すると、躍動するサパタとのトリデンテが疲労困憊の相手守備陣に襲い掛かる。

だが、相手の粘りの守備やムリエルが絶好機を逃すなど、相手の心を折る2点目を奪い切れない。逆に、終盤はカンガらを起点とする相手の反撃に晒されたものの、ここをしっかりと耐え抜いてウノゼロで試合をクローズ。

善戦ヤング・ボーイズに苦戦を強いられたものの、きっちりホームで勝ち切ったアタランタが暫定首位に浮上した。

アタランタ 1-0 ヤング・ボーイズ
【アタランタ】
ペッシーナ(後23)

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