チャンピオンズリーグ(CL)のグループE第2節、バイエルンvsディナモ・キエフが29日にフースバル・アレーナ・ミュンヘンで行われ、ホームのバイエルンが5-0で勝利した。

いきなりの本命対決となったバルセロナ戦を3-0のスコア以上の内容の差で完勝したバイエルン。公式戦8連勝と圧倒的な強さを見せるドイツ王者は、ベンフィカとの初戦をゴールレスドローで終えたディナモ・キエフ相手のホーム開幕戦で9連勝を狙った。3-1で勝利した直近のグロイター・フュルト戦からは先発1人を変更。パヴァールに替えてニャブリを起用し、アルフォンソ・デイビスを左サイドバックに戻した。

立ち上がりからボールの主導権を握るバイエルンだが、7分にカウンターからツィハンコフに際どいファーストシュートを許す。だが、直後のセットプレーの場面でシドルチュクのハンドでPKを獲得。これをキッカーのレヴァンドフスキが冷静に相手GKの飛んだ逆のコースへ流し込み、2試合連続ゴールとした。

先制後もチーム全体を押し上げて相手を押し込み続ける中、要所でハイラインの背後を取られる場面が散見されるが、ウパメカノやキミッヒ、デイビスらが個の力で抑え込み、フィニッシュまで持ち込ませない。

先制以降はなかなか良い形でフィニッシュまで持ち込めないバイエルンだったが、百戦錬磨のアタッカー陣のホットライン開通で追加点を奪取。27分、ジューレのパスカットからのショートカウンターで相手陣内中央でボールを持ったミュラーが、ぽっかりと空いたペナルティアーク付近のスペースに走り込むレヴァンドフスキへ完璧なスルーパスを供給。そして、ポーランド代表FWがGKとの一対一を難なく制した。

2点リードで完全に流れを掴むと、攻撃に意識を傾けて中盤のコンパクトさを失い始めたディナモ・キエフ相手にうまくパスが回っていく。35分にはゴレツカのスルーパスに抜け出したサネがボックス左に持ち込んで左足のシュートでファーポストを狙うが、これは惜しくも右ポストを叩いた。

その後、ディナモ・キエフの鮮やかなカウンターからボックス内のデ・ペナに決定機を与えたバイエルンだが、このピンチはGKノイアーが見事なワンハンドセーブで阻み、余裕を持って試合を折り返した。

後半はやや受け身な入りとなったものの、立ち上がりのピンチを危なげなく凌いだバイエルンは冷静にゲームをコントロールしていく。

決定機まであと一歩という状況が続いた中、68分には圧巻の高速カウンターが発動する。自陣深くでのジューレのクリアボールをハーフウェイライン付近で回収したサネが、右サイドで猛スプリントを見せたニャブリに繋ぐ。そのままボックス右まで持ち込んだニャブリが強烈な右足のシュートを右上隅へ突き刺した。

さらに、畳みかけるホームチームは74分、左サイド深くでボールを持ったサネがゴール前の味方へのクロスを匂わせた中、ニアを空けたGKのポジションを見極めて直接シュートを狙うと、GKの手を弾いたボールがゴールネットを揺らした。

この4点目で勝利を確信したナーゲルスマン監督はレヴァンドフスキ、サネのゴールスコアラーを含め主力をベンチに下げて試合を締めにかかる。そういった中、87分にはパヴァールの右クロスをチュポ=モティングが頭で合わせ、いずれも途中出場の選手の連携からこの日のゴールショーを締めくくる5点目とした。

そして、ウクライナ王者に力の差をまざまざと見せつけたバイエルンがCLグループステージ連勝を含む公式戦9連勝を飾った。

バイエルン 5-0 ディナモ・キエフ
【バイエルン】
レヴァンドフスキ(12分[PK])
レヴァンドフスキ(27分)
ニャブリ(68分)
サネ(74分)
チュポ=モティング(87分)

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