ローマは9月30日、ヨーロッパ・カンファレンスリーグ(ECL)・グループC第2節でウクライナのゾリャと敵地で対戦し、3-0で快勝した。

CSKAソフィアとの開幕戦を5-1の大勝で飾ったローマは、2連勝を懸けてゾリャと対戦した。先週末に行われたラツィオとのデルビーを2-3で落とし、今季リーグ戦2杯目を喫したモウリーニョ率いるチームは、バウンスバックを図るこの一戦で先発7人を変更。デルビーを出場停止で欠場したペッレグリーニやいずれも今季初先発となるクンブラ、ダルボエが起用され、最前線はエイブラハムに替わってショムロドフが務めた。

試合は開始早々にローマがゴールをこじ開ける。7分、相手陣内中央でボールを受けたダルボエが最終ラインの背後へ動き出したエル・シャーラウィへタイミング、スピード共に完璧なスルーパスを供給。そして、ラインブレイクに成功したエル・シャーラウィが冷静にボックス内でGKをかわして無人のゴールへシュートを流し込んだ。

今季初出場のダルボエのお膳立てからエル・シャーラウィのECL2試合連続ゴールで先手を奪ったローマは、以降しばらくは反撃を見せるホームチームを前に受けに回る状況が続くが、DFスモーリングとGKルイ・パトリシオを中心に危なげなく凌ぐ。逆に、22分にはカウンターからエル・シャーラウィがボックス手前左の得意の位置から右足のカットインシュートを枠の右隅へ飛ばすが、これは相手GKのファインセーブに遭う。

その後、28分と29分にもペッレグリーニの絶妙なお膳立てからエル・シャーラウィ、ショムロドフと続けて2点目のチャンスが転がり込むが、相手GKの好守に遭う。以降は行ったり来たりのイーブンな展開に持ち込まれたが、相手の崩しの精度の低さもあり、1点リードで試合を折り返した。

後半も優勢に試合に入ったローマはエル・シャーラウィ、カルレス・ペレスの両翼の仕掛けから追加点を目指すが、早い時間帯のゴールとはならず。62分にはショムロドフとカルレス・ペレスを下げてエイブラハムとザニオーロを同時投入。

すると、交代直後にはダルボエの密集をこじ開ける鮮やかな仕掛けからのフィニッシュに、エイブラハムの右ポスト直撃のシュートと立て続けに決定機を創出。そして、66分にはペッレグリーニの左CKをニアのクリスタンテが頭でフリックすると、ゴール前に詰めたスモーリングが頭で合わせ、待望の追加点を奪取。

さらに、畳みかけるアウェイチームは68分にペッレグリーニ、ザニオーロがボックス内で連携を見せると、相手DFがクリアし損ねたボールにゴール前で反応したエイブラハムが冷静にゴールネットへ蹴り込む。エイブラハムはオフサイドポジションにいたものの、主審はDFの意図的なプレーと判断し、ゴールを支持した。

これで勝利を確実なものとしたローマは、殊勲のダルボエ、エル・シャーラウィ、ペッレグリーニを下げてディアワラ、ビジャール、マジョラルと出場機会が少ない選手たちに出番を与える。

その後、試合終盤の相手の猛攻をGKパトリシオの好守などで凌いだローマが敵地で3-0の快勝。デルビー敗戦からのリバウンドメンタリティを示すと共に、グループステージ2連勝を飾った。

ゾリャ 0-3 ローマ
【ローマ】
エル・シャーラウィ(7分)
スモーリング(66分)
エイブラハム(68分)