10月のカタール・ワールドカップ(W杯)アジア最終予選に臨む日本代表は、7日にサウジアラビア代表と対戦。そのチームを指揮するのがエルヴェ・ルナール監督だ。

ルナール監督が一躍知名度を上げたのは、2018年に行われたロシアW杯。当時モロッコ代表の指揮官を務めていたルナール監督は、試合中に身に纏う白シャツ姿が反響を呼び、“ダンディーすぎる”指揮官として注目を浴びた。

その容姿が注目されがちなルナール監督だが、その代表指揮官としての手腕も確かなものがある。

現役引退後、いくつかのクラブの監督を務めたルナール監督は、2008年にザンビア代表の監督に就任。アフリカネーションズカップ2010で準々決勝進出の実績を作り、一度退任する。

その後、アンゴラ代表とアルゼンチンのUSMアルジェで監督を務めた後、2011年にザンビア代表監督に復帰すると、今度はアフリカネーションズカップ2012で史上初の優勝という偉業を成し遂げた。

さらに、2014年に就任したコートジボワール代表ではアフリカネーションズカップ2015で優勝。ルナール監督は、2つの国でアフリカネーションズカップを制した史上初の指導者だ。

そして、前述のモロッコ代表でも、1次リーグ敗退とはなったもののW杯本大会出場に導いている。

クラブレベルでは成功できていないものの、代表監督として十分な実績を持つルナール監督は、2019年7月にサウジアラビア代表監督に就任。同年9月から始まったカタールW杯2次予選で指揮し、ウズベキスタン代表やパレスチナ代表が同居したグループDを6勝2分け、22得点4失点という成績で勝ち進んできた。

そして9月に行われた最終予選では、初戦でベトナム代表とアウェイで対戦。試合開始3分に許したリードを奪われる苦しい展開となったものの、後半に退場者を出したベトナムから一気に3点を奪い、逆転で白星を飾った。サウジアラビア代表はこの試合のハーフタイム中のロッカールームの様子を公開しているが、冷静ながらもアツく指示するルナール監督の姿が印象的だ。

サウジアラビア代表は、2戦目となったオマーン代表とのアウェイゲームも0-1で勝利。ルナール監督就任以降、公式戦10試合で負けなしできている。最終予選初戦でオマーン代表に敗れた日本代表にとっては正念場となるサウジアラビア代表戦だが、その前にはアツいイケメン指揮官が立ちはだかっている。



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