欧州サッカー連盟(UEFA)の副会長を務めるズビグニェフ・ボニエク氏が、ワールドカップ(W杯)の2年開催論に反対した。スペイン『マルカ』が伝えている。

今年5月にサウジアラビアが初めて提案した、W杯を2年ごとに開催するという構想。先日、国際サッカー連盟(FIFA)もこれに賛同し、元アーセナル監督のアーセン・ヴェンゲル氏を中心に、マイケル・オーウェン氏、ヤヤ・トゥーレ氏といった支持を受けながら、これを推し進める旨を伝えていた。

ところが、方々から猛烈な反発を受けることになっている。UEFAのアレクサンドル・チェフェリン会長をはじめ、南米サッカー連盟(CONMEBOL)も反対の立場を表明。 そして、非難は団体のみならず、現場で働く選手や監督からも相次いでいる。

ユベントスのレジェンドであり、現在はUEFAの副会長を務める元ポーランド代表のボニエク氏も、この構想に反対するとコメント。選手の疲労や、4年に1度だからこその特異性を理由に挙げた。

「アーセン・ヴェンゲルは、彼からしか生まれないアイデアをサッカー界に押し付けようとしている。我々は良い友人であるにもかかわらず、その点で意見が合わない」

「サッカーは、他のスポーツに敬意を払わなければならないが、代表チームが常にワールドカップを戦う必要はない」

「選手のコンディションを考慮した上で、現行のシステムに手を加えるべきではない。彼らはロボットではなく、休息が必要だ」

「W杯という名前は魅力的に聞こえるが、それは4年に1度の開催であり、この期間が待ち遠しく感じられるからだ。そうでなければ、魅力や面白さ、イメージが損なわれてしまう」

「もし2年に1度の開催になってしまったら、W杯よりもレベルが高いと思われるユーロはどうなってしまうのか。UEFAが反対するのも理解できる」

また、今年4月に突如設立が発表されたものの、ファン・サポーターの大きな反発を受け、数日のうちに瓦解したヨーロッパ・スーパーリーグ(ESL)についても言及。チャンピオンズリーグ(CL)が存在する限り、新たな大会を作る必要性はないと断言した。

「今日、CLが集める資金は、ESLと同等かそれ以上になっている」

「競技としてメリットのない大会を作るのであれば、私はもうどうでもいい。今のCLこそがスーパーリーグなのだ」

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