バルセロナのジョアン・ラポルタ会長が、パリ・サンジェルマン(PSG)へと移籍したアルゼンチン代表FWリオネル・メッシへ、一縷の望みを抱いていたことを明かした。

今夏、バルセロナとの契約が満了を迎え、新たに契約を結ぼうとしていたメッシ。コパ・アメリカを戦うなど、チームを離れており、8月に条件面をメッシ側が大きく譲歩して契約を結ぶ流れがあった。

しかし、一転して破談となり退団することが決定。バルセロナに巨額の負債があることが判明したことで、ラ・リーガからサラリーの制限を言い渡され、メッシを雇うことが不可能となってしまう事態に。寝耳に水の緊急事態は、世界中で大きな話題となった。

その後、バルセロナを退団したメッシはPSGへと移籍。新天地では、本来の輝きからは程遠い出来ではあるが、バルセロナ時代の同僚であるブラジル代表FWネイマールやフランス代表FWキリアン・ムバッペとのトリオ形成など、この先の活躍に期待が寄せられている。

そんな中、ラポルタ会長がスペインのラジオ『RAC1』に出演し、クラブについてコメント。メッシに関しては、無給でプレーするという淡い期待を寄せていたと明かした。

「双方がそれが不可能だと考えた時が来た。そして互いに失望していた」

「彼は留まりたかったが、一方でオファーを受けていたこともあり、プレッシャーがあった」

「メッシが思い返して、無料でプレーすると言ってくれることを望んでいた」

「私は喜んで受け入れただろうし、それが全てだった。ラ・リーガがそれを受け入れるのと私は理解していた」

「しかし、メッシのような選手に、そのようなことを頼むことはできない」

その願いは叶わず、またクラブ側から申し出ることも憚られ、メッシから申し出てもらうことを待っていたようだが、PSGへ行くことを選択していた。

また、ラ・リーガが契約したCVCキャピタル・パートナーズとの戦略的な合意に関して反対声明を出していたバルセロナだが、一転してその計画に乗ることを考えていることも明かした。

「これ以上の借金は要らない。私はリーガのクラブが苦しんでいることを知っている。この計画から自分たちを除外はしていないが、彼らは変えなければいけない。取引を再検討しようとしている」

会長就任後、予測していなかった出来事に直面し続けているラポルタ会長。成績も振るわないクラブでどうたち振る舞うのか注目だ。

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