チャンピオンズリーグ(CL)のグループE第3節、ベンフィカvsバイエルンが20日にエスタディオ・ダ・ルスで行われ、アウェイのバイエルンが0-4で圧勝した。

地力の差を見せつけてグループステージ連勝スタートを飾った首位のバイエルン。今節は1勝1分けで2位に付けるベンフィカとの首位攻防戦第1ラウンドに臨んだ。

前々節にフランクフルト相手にナーゲルスマン体制初黒星を喫したものの、直近のレバークーゼン戦を5-1で大勝したドイツ王者は、その試合から先発3人を変更。負傷のアルフォンソ・デイビス、ゴレツカに代えてパヴァール、ザビッツァー、ベンチスタートのニャブリに代わってコマンが起用された。

敵地でも変わらずボールを握って押し込む入りを見せるバイエルンは、レヴァンドフスキを起点に両ウイングや中盤の選手がうまく相手の背後を取って崩しのチャンスを窺う。開始5分にボックス左へ抜け出したサネがファーストシュートを放つと、9分にはコマンの左クロスをゴール前のレヴァンドフスキがドンピシャのヘッドで合わすが、これはややコースが甘くGKヴラチョディモスの好守に遭う。

その後もバイエルンが押し込む時間帯が続くが、時間の経過と共にベンフィカの守備が嵌るようになり、ヌニェスやラファ・シウバを起点としたカウンターアタックの場面が増えていく。

すると、32分にはこの試合最大の決定機。カウンターからボックス左に持ち込んだヌニェスがDFに寄せられながらもうまく内向きに剥がして完璧な右足のシュートを放つ。だが、これはGKノイアーが驚異的な反応で枠外にはじき出した。

ベンフィカ主将アウメイダの負傷交代というアクシデントが起きたものの、前半終盤にかけては完全にイーブンな展開に。その中でバイエルンは38分にサネが中央突破からのミドルシュート、42分にはボックス右に抜け出したコマンの高速クロスをレヴァンドフスキが身体ごと押し込んでネットを揺らす。だが、このシュートは故意に腕を使ったとの判断で認められず。結局、0-0のスコアで折り返すことになった。

互いに選手交代なしで臨んだ後半も入りはバイエルンペースに。立ち上がりの47分にはコマンの左クロスをボックス右で拾ったパヴァールが渾身の右足シュート。だが、この決定的なシュートはGKヴラチョディモスの見事な右足のセーブに遭い、最終的に左ポストを叩く。さらに、直後にはゴール前でこぼれ球に反応したミュラーがネットを揺らすが、VARのレビューの結果、オフサイド判定となった。

序盤のピンチを辛くも凌いだバイエルンも反撃を開始。56分には右サイドのスペースに飛び出したゴンサウヴェスが深い切り返しでDFを外してボックス右から強烈な左足のミドルシュートを放つが、これはGKノイアーのビッグセーブに阻まれる。

その後は再び膠着状態が続く中、ナーゲルスマン監督はパヴァールに代えて切り札のニャブリを投入し、前がかりな布陣でゴールをこじ開けにかかる。すると、70分にはボックス手前右の好位置で得たFKの場面でキッカーのサネが壁の上から急激落ちる見事なドライブ回転の直接FKを沈めて待望の先制点をもたらした。

均衡を破ったバイエルンはここから畳みかける攻めで一気に試合の流れを引き寄せる。まずは80分、ボックス右に抜け出したニャブリの高速クロスがエヴェルトンのオウンゴールを誘い2点目を奪取。さらに、直後の82分には右サイドの崩しからボックス中央で鮮やかなターンでDFをかわしたサネの折り返しをゴール前ドフリーのレヴァンドフスキが難なく流し込み、3点目を奪った。

さらに、85分にはロングカウンターからスタニシッチのラストパスを受けたサネがこの試合2点目を奪い、試合を決定づける4点目とした。

70分までの拮抗した展開から一転わずか15分で4点を重ねたバイエルンは、試合終盤に主力を下げてこのまま逃げ切り態勢に入り、終わってみれば4-0の圧勝。

ベンフィカとの首位攻防戦を制したバイエルンが3連勝でグループステージ突破に大きく近づいている。

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