ミランのサポーターがダービーで披露したコレオグラフィーが大きな話題となっている。

ミランは7日、セリエA第12節でインテルと対戦。今シーズン初の“ミラノ・ダービー”として大きな注目を集めた。1-1のドローに終わった試合だが、通常であればこのダービーは両者の小競り合いが大きな話題となる。

しかし、175回目となった“ミラノ・ダービー”の主役はミランサポーターに。試合前にスタンド一面に出したコレオグラフィーが素晴らしいと称賛を浴びている。

ミランのコレオグラフィーは、上段にイタリア語で「Milano non dimentica(ミラノは忘れない)」と書かれ、中段には「Grazie(ありがとう)」と書かれていた。

ミランのウルトラスは「今シーズンの最も重要なコレオグラフィー」としていたが、これは選手たちに向けられたものではない。

「グラッツェ」と感謝の言葉を送ったのは、新型コロナウイルス(COVID-19)の感染拡大が収まらない中、最前線で戦い続けている医療従事者に対してだった。

さらに、下段には大きなハートが作られた中、しばらくすると大きなバナーが登場。医療服に身を包みマスクを着用した3人の人と、イタリアの国旗が描かれ「我々は、全ての人々に敬意を表します」というバナーも掲げられた。

ミラノは、2020年に始まったパンデミックの大きな影響を受け、当時は集中治療室が常に満員状態であり、医師と看護師は不眠不休で患者の治療に当たることに。街はロックダウンとなり、外出はおろか、ウォーキングやランニングすらも許可されない状況だった。

イタリアでは合計で480万人以上が新型コロナウイルスに感染。13万2000人以上が命を落としている。

まだまだ予断を許さない状況の中ではあるものの、世界各国でスタジアムに観客が戻ってこれているのも、医療従事者の働きがあってこそ。ミランサポーターによる感謝の気持ちは、きっと伝わったことだろう。



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