明治安田生命J1リーグ第36節の鹿島アントラーズvs大分トリニータが20日に県立カシマサッカースタジアムで行われ、0-0のドローに終わった。

ここに来て3連勝と調子を上げている4位の鹿島(勝ち点62)は、2トップの一角としてエヴェラウドを久々のスタメン起用。3位ヴィッセル神戸とは5ポイント差あるが、ここで勝利を挙げて少しでもプレッシャーをかけたい。

一方の18位大分(勝ち点28)は直近の2連敗もあり、勝たなければ降格決定の可能性もある厳しい状況。残留に向けた踏ん張りどころとなる一戦で、小林が9試合ぶりとなる先発入りを果たした。

序盤にチャンスを作ったのはホームの鹿島。9分、敵陣右サイド深い位置でのスローインの場面で、裏へ抜け出した和泉にボールが渡る。和泉の折り返しからエヴェラウドがダイレクトでシュートを狙うも、相手DFのブロックに遭い、ゴールとはならなかった。

12分にも鹿島がセットプレーからゴールに迫る。ボックス手前中央の好位置でFKを獲得すると、キッカーはファン・アラーノ。右足で低い弾道のシュートを放つも、壁に当たって枠の右に外れた。

直後の右CKの場面では、キッカーのディエゴ・ピトゥカがボックス中央手前にボールを送ると、走り込んだファン・アラーノがダイレクトで右足を振り抜くが、ここもDFにブロックされてしまう。

ここまで相手にペースを握られていた大分だが、36分にシュートシーンが生まれる。渡邉の縦パスをボックス内で受けた呉屋が反転し、右足を振り抜く。しかし、これはゴールの右に外れた。試合を折り返した61分にもチャンスを作ったが、ボックス手前中央から渡邉が放った低弾道のシュートもゴールの右に逸れた。

76分には鹿島がゴールに迫る。途中交代で投入された荒木が左サイドからボックス手前中央に、巧みなボールタッチで侵入。右足でファーサイドを狙ったシュートを放つが、これは相手GKのセーブに遭う。89分にはディエゴ・ピトゥカがボックス手前中央から左足で強烈なミドルシュートを狙うも、これは惜しくも枠の右に外れた。

後半アディショナルタイムに入っても、厚みのある攻撃を仕掛ける鹿島。敵陣左サイド深い位置で永戸がボールを受けると、相手DFを1枚交わしてクロスを供給。ボックス中央の遠藤がトラップからシュートを打つも、相手GKの好セーブにまたも阻まれる。

終盤にかけてボルテージが上がっていった一戦だったが、結局両チームともゴールを挙げることはできず、0-0で試合終了。他会場の結果により、ホームの鹿島は2試合を残した時点でAFCチャンピオンズリーグ(ACL)出場権獲得の可能性がなくなった。一方の大分はJ2降格が決定。アウェイの地で残酷な瞬間を迎えることとなってしまった。

鹿島アントラーズ 0-0 大分トリニータ