バルセロナを率いるチャビ・エルナンデス監督は、ラ・マシアの新たな至宝の残留を楽観視している。スペイン『ESPN』が伝えている。

今シーズン、アルゼンチン代表FWリオネル・メッシの流出に始まり、ピッチ内外で暗い話題続きのバルセロナにあって唯一ポジティブな話題となっているのが、トップチームデビューから瞬く間にチームの主力、スペイン代表の主力に上り詰めた“ガビ”こと、17歳MFパブロ・パエスだ。

2015年にベティスからラ・マシア入りした神童は、現指揮官チャビや、ヴィッセル神戸MFアンドレス・イニエスタら偉大なる先達を彷彿とさせる、卓越したボールコントロール、ポジショニング、パスセンスを披露し、多くのクレを魅了している。

さらに、直近のエルチェ戦では待望のプリメーラ初ゴールとなる圧巻のゴラッソに決勝点アシストと、苦境に陥るチームに勝利をもたらす決定的な仕事まで見せ始めている。

この印象的な活躍はバルセロナの今後に明るい兆しを与える一方、すでにプレミアリーグのメガクラブや、バイエルンといった国外のクラブの強い関心を集めており、クラブの現状、深刻な財政難を考えれば、至宝流出の可能性も報じられている。

しかし、ガビを今後の中心選手と捉えるチャビ監督は、逸材の残留に自信を示している。

同監督は21日に行われるラ・リーガ第4節延期分のセビージャ戦に向けた公式会見の場で、若きスペイン代表MFの去就に関する質問を受けた際、現時点で交渉は完了していないものの、契約延長を楽観視している。

「我々は今すぐにでも、彼の契約を更新しなければならない」

「必要であれば、我々はみんなでお金を出すよ。アンス(・ファティ)、ペドリ、アラウホ、アブデ、ニコ(・ゴンサレス)らと共に、彼はクラブの未来のベースでなければならない。彼らを失うわけにはいかない」

「それにクラブがガビの新契約に懸命に取り組んでいることを知っている」

なお、移籍市場に精通するイタリア人ジャーナリストのファブリツィオ・ロマーノ氏が伝えるところによれば、2023年に契約が終了するガビに対して、バルセロナは給与がシーズンごとに増加する形の5年契約締結に迫っているという。

現行契約には5000万ユーロ(約64億円)の契約解除条項が設定されているが、新契約ではその条項が撤廃されるか、ペドリらと同様に他クラブが支払い不可能な金額に再設定される見込みだ。

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