ラ・リーガ第21節、アスレティック・ビルバオvsレアル・マドリーが22日にサン・マメスで行われ、アウェイのマドリーが1-2で勝利した。

来年1月初旬のスーペル・コパ・エスパーニャ開催に伴い、第21節の前倒し開催となる今回の一戦。

首位のレアル・マドリー(勝ち点43)は前節、カディスの堅守攻略に手を焼きホームで痛恨の0-0のドロー。公式戦連勝が「10」でストップすると共に、2位セビージャとの勝ち点差が5ポイントに縮まっている。

そのドローからの仕切り直しを図る今節は、10位のアスレティック(勝ち点24)とのアウェイゲームに臨んだ。新型コロナウイルスのクラスターが発生しているチームは、前節を欠場した6選手に加え、アラバとイスコ、アリバスが新たに陽性判定となり、この試合を欠場となった。

アンチェロッティ監督は前節から先発2人を変更。アラバの代役にナチョ、累積警告で出場停止のカゼミロに代えてカマヴィンガを起用した。

決定力を欠いた前節、リーグ屈指の堅守を誇るアスレティックを相手に立ち上がりが注目されたマドリーだったが、いきなりゴールをこじ開ける。4分、左サイド深くに侵攻したヴィニシウスがマイナスに出したパスをサポートに入ったクロースがワンタッチで近くのベンゼマに落とす。これをフランス代表FWは腰の捻りを利かせた見事な右足のダイレクトシュートで、ファーポストに突き刺した。

いきなりのスーペルゴラッソで気分よくプレーするベンゼマは、直後の7分にも右サイドでのバルベルデの持ち上がりを起点に内を取ったアザールの仕掛けからのパスがDFに引っかかってゴール前にこぼれると、これを抜け目なくゴールネットに流し込み、瞬く間のドブレーテとした。

36本のシュートを放ちながらも無得点に終わったカディス戦がまるで嘘のように効率よくゴールを重ねたマドリーだったが、一瞬の気の緩みによって1点を返される。10分、ボックス手前右でデ・マルコスからパスを受けたサンセトをフリーにすると、強烈な右足のミドルシュートを打たれる。これが左ポストの内側を叩いて逆にサイドネットに決まり、ホームチームにもスーペルゴラッソを献上した。

このゴールによって公式戦6試合ぶりの失点を喫したマドリーは、勢いづくアスレティックにペースを握られる。自陣に押し込まれる状況が続く中、20分過ぎにはベンセドールに際どいシュートを打たれる。

前半半ばから終盤にかけてはマドリーが徐々にゲームを落ち着かせ、中盤での潰し合いが目立つ形に。その流れの中で互いに幾度かフィニッシュまで持ち込んだものの、相手を脅かすほどの決定機は作り出せなかった。

立ち上がり以降は睨み合いの展開が続いた前半を経て試合はマドリーの1点リードで後半に突入。すると、後半は引き続きマドリーがボールを握ったものの、攻守両面でよりアグレッシブさを見せたホームチームの時間帯が続く。

57分にニコラス・ウィリアムズを投入してより個での局面打開が可能となったホームチームに対して、後手を踏むマドリーは自陣でのパスミスからショートカウンターを浴びてイニャキ・ウィリアムズに枠のわずか左に外れる際どいシュートを浴びるなど、守勢を強いられる。その後も馬力のあるウィリアムズ兄弟に手を焼くが、最後の場面ではミリトンやメンディを中心に集中した対応で決定機まで持ち込ませない。

何とか3点目を奪って試合を決めたいマドリーは、81分に後半最初の決定機が訪れる。ロングカウンターからベンゼマ、ヴィニシウスのコンビで深い位置まで運ぶと、ボックス左でベンゼマの落としに反応したアザールが左足の鋭いシュートを放つ。だが、これは相手GKの好守に遭う。

すると、チャンスの後にはピンチあり。86分には兄イニャキのスルーパスに完璧なタイミングで抜け出した弟ニコにボックス内でGKとの一対一を作られるが、ここはGKクルトワが自身の股間を狙った相手のシュートを見事に読み切ってセーブした。

その後、アンチェロッティ監督は3トップを揃ってベンチに下げてマリアーノ、ヨビッチ、トップデビューとなる19歳FWピーター・ゴンサレスを続けてピッチに送り出す。後半アディショナルタイムには前がかった相手の背後を突き、そのピーターとヨビッチにビッグチャンスが訪れたが、ここは相手GKのビッグセーブに遭い、試合を決め切ることはできず。

それでも、ベンゼマの2ゴールを守り切ったマドリーが苦しみながらも敵地から勝ち点3を持ち帰り、年内最終戦を白星で終えた。

メッシがラ・リーガとCLで挙げた全ゴールとともに
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