トッテナムがウォルバーハンプトンに所属するスペイン代表FWアダマ・トラオレ(25)の獲得に再び動くようだ。イギリス『The Athletic』などが報じている。

アントニオ・コンテ新監督の下、見違えるほどの走行距離やソリッドな守備など、低迷したヌーノ・エスピリト・サント前体制から大きな改善を見せているトッテナム。

今冬の移籍市場では余剰人員を整理しつつ、幾つかのポジションにテコ入れし、更なるスケールアップを狙っている。

そういった中、現在クラブは今夏にも獲得報道が出ていたトラオレ獲得に動く構えだ。

以前から補強を取り仕切るファビオ・パラティチ氏が、高い評価を下しているトラオレに関してはコンテ監督もポジティブな評価を下しているという。そして、両者は攻撃面で大幅な改善の余地を残す右サイドの活性化を図る上で、“ビースト”の愛称を持つドリブラーを候補の一人として考えているようだ。

現在、トッテナムの右ウイングバックはブラジル代表DFエメルソン・ロイヤルがレギュラーを務めているが、守備面の対応はまずまずも攻撃面ではクロスの精度や突破力、判断の部分で物足りなさが目立つ。また、アイルランド代表DFマット・ドハーティに関しては今冬の売却に動いているとも言われている。

一方、トラオレは2018年夏のウルブス加入以降、爆発的なスピードとドリブルテクニック、プレミアリーグの並みいる屈強なDFにも当たり負けしない強靭なフィジカルを武器に、リーグ屈指のドリブラーとしての評価を確立。だが、アタッキングサードでのプレー精度の低さによってプレーヤーとして頭打ちの印象もある。

さらに、ウルブスとの契約延長交渉ではトラオレがクラブ最高給を要求していることから交渉が停滞しており、2023年の契約満了を前により高額で売却できるタイミングで放出に踏み切る可能性も指摘されている。

過去にチェルシーではナイジェリア代表FWビクター・モーゼス、インテルではクロアチア代表FWイバン・ペリシッチらアタッカーをウイングバックで起用し、その攻撃性能を引き出してきたコンテ監督。すでにトッテナムで数人の選手のパフォーマンスを引き出す手腕を発揮している中、伸び悩む“野獣”を新たに覚醒させることになるのか…。

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