プレミアリーグ第19節、アストン・ビラvsチェルシーが26日にビラ・パークで行われ、アウェイのチェルシーが1-3で勝利した。

直近の2試合連続ドローによって上位2チームとのポイント差が広がり始めている3位のチェルシー(勝ち点38)は、リーグ3戦ぶりの白星を目指して10位のアストン・ビラ(勝ち点22)とのアウェイゲームに臨んだ。

負傷者やコロナ陽性者によって主力の不在が続く中、トゥヘル監督は2-0で勝利したEFLカップ準々決勝のブレントフォード戦からマルコス・アロンソ、チャロバーを除く先発9人を変更。カンテやリュディガー、ジョルジーニョが先発に復帰し、前線には新型コロナウイルスから回復したハドソン=オドイがマウントとプリシッチと共に3トップを形成した。

コロナ陽性で指揮官ジェラード不在となったホームチームに対して、やや様子見の入りを見せたチェルシー。徐々にボールを握りながら高い位置を取る両ウイングバックを起点に相手を広げながらチャンスを窺う。だが、相手の集中した守備を前に決定機まで持ち込めない。

逆に、自陣に相手を引き込んで両ウイングバックの背後にワトキンスやイングスを走らせる形の攻めを徹底するビラの攻撃に手を焼き、幾度も引っくり返される際どいシーンを作られた。

すると、28分には自陣深くに押し込まれた流れで自陣右サイドからターゲットにクロスを上げられると、手前でヘディングでのクリアを試みたリース・ジェームズのクリアミスがゴール右隅の完璧なコースに決まった。

不運な形から先制を許したチェルシーだったが、すぐさまスコアをタイに戻す。33分、ボックス左に抜け出したハドソン=オドイがDFキャッシュに倒されてPKを獲得。これをキッカーのジョルジーニョがきっちり決めた。

1-1のイーブンに戻った試合はここから再び膠着状態に。チェルシーがボールを握り、ビラがカウンターで応戦する形が続く中、ホームチームがより良い形でフィニッシュまで持ち込んだが、イングスらの再三のシュートはチェルシー守備陣が身体を張ったブロックで阻止した。

結局、前半の内に勝ち越せなかったチェルシーはチャロバーを下げてルカクをハーフタイム明けに投入。この交代でジェームズが3バックの右、プリシッチが右ウイングバックにポジションを移した。

この交代とハーフタイムの修正によって良い形で押し込む入りを見せたチェルシーは、56分に逆転に成功する。相手ボックス付近まで運んだジョルジーニョがタメを作って左サイドに張るハドソン=オドイに繋ぐと、ハドソン=オドイが右足インスウィングで入れたクロスに対して、DFミングスの死角からうまく前に入ったルカクが頭で右隅へ流し込んだ。

なお、ルカクがリーグ戦で最後にゴールを挙げたのは、9月11日に行われた第4節のビラ戦。出場試合では9戦ぶりとなる今季4点目となった。

主砲の久々のゴールによって試合を引っくり返したチェルシーは、得点前に下げていたチアゴ・シウバに続き、63分にはカンテを下げてコバチッチを投入。30分近くを残して3枚の交代カードを使い切る。

ここから逃げ切りを意識しながらも、3点目を奪うチャンスが訪れる。67分、ボックス右に抜け出したマウントが不用意に飛び出したGKをかわして無人のゴールへシュートを放つが、これはわずかに枠の右へ外れた。

絶好機を逸したチェルシーは、攻撃的なカードを切って前に出るビラの攻撃をうまく受け止めながら時計を進めていく。88分にはコバチッチのお膳立てからハドソン=オドイに決定機も、ここはGKマルティネスの好守に阻まれて試合を殺せない。

直近2試合連続ドロー中の状況において最少得点差での試合最終盤の戦いは非常にセンシティブなものとなったが、ルカクが再びチームを救った。92分、ロングカウンターの場面でDFターゲットと完璧に入れ替わったルカクはそのまま相手を引きずりながらボックス内へ侵入すると、後方からDFコンサに倒されてPKを獲得。これをジョルジーニョが冷静に決め切った。

この直後に試合はタイムアップを迎え、途中投入ルカクの逆転ゴールとPK奪取の活躍によってチェルシーがリーグ3戦ぶりの白星を手にした。

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