29日、第43回皇后杯準々決勝の4試合が各地で行われた。

アースケア敷島サッカー・ラグビー場では大会5連覇を目指す日テレ・東京ヴェルディベレーザと、リーグ戦での戦いに充実感を覚えるジェフユナイテッド市原・千葉レディースが対戦した。

ボールを握る日テレ・ベレーザに対して千葉レディースは守備の時間が長くなるも、粘り強く耐え続けて決定機を許さない。すると、42分に相手のミスから裏に抜け出した大澤春花が先制点を挙げて千葉レディースが試合を動かす。

後半に入っても良い守備から隙を突く攻撃で、72分にはクロスから藤代真帆が今季初得点で追加点を奪取。81分には今井裕里奈がミドルを決めると、守っても終盤の相手の猛攻をしのぎ切ってクリーンシートを達成。3-0の快勝で準決勝に駒を進めた。

サンガスタジアム by KYOCERAではなでしこリーグ1部のセレッソ大阪堺レディースがまたしてもWEリーグ勢を撃破した。

4回戦でノジマステラ神奈川相模原を2-3で下した堺レディースはアルビレックス新潟レディースと対戦。前半をゴールレスで折り返すと、69分にU-19女子日本代表の小山史乃観が値千金の決勝点を挙げ、1-0で金星を挙げた。

2020年はなでしこリーグで4位、林穂之香や北村菜々美ら主力が移籍で抜けた今季も3位と若い力が次々と台頭。チームの勢いは本物だ。一方の、新潟レディースは負傷明けの元なでしこジャパンの川村優理が71分に途中出場するも、8分後にピッチを後に。容体が心配される。

昨季準優勝の三菱重工浦和レッズレディースはヤンマースタジアム長居でサンフレッチェ広島レジーナと激突した。

優勢に試合を進めながらゴールが遠かったが、80分にようやく均衡を破る。柴田華絵の縦パスを菅澤優衣香が落とすと、猶本光がボックス手前右から左足の巻いたシュートを左隅にねじ込んだ。

後半のアディショナルタイムにも島田芽依のポストプレーからボックス右に抜け出した菅澤が追加点を挙げて勝負あり。浦和レディースが2-0と勝利を収め、リーグ戦の借りを返している。

同じくヤンマースタジアム長居では、4回戦でWEリーグ首位を走るINAC神戸レオネッサを破った日テレ・東京ヴェルディメニーナが大宮アルディージャVENTUSと対戦した。序盤から勢いに乗る日テレ・メニーナは、34分に中盤でこぼれ球を拾った土方麻椰がボックス手前から鋭いミドルシュートを左隅に決めて先制点を奪い、1点のリードで折り返した。

後半に入っても躍動感は衰えず、51分には中盤で相手のパスミスを拾った松永未夢が長い距離をドリブル。ボックス内で乗松瑠華に対応されたが、こぼれ球をトップチームデビューも果たしている大山愛笑が蹴り込んで追加点を奪う。さらに、6分後にも松永のドリブルから樋渡百花がネットを揺らして3点差とすると、80分にも土方のクロスに今度は松永が頭で合わせて大量リードを奪う。

守備でも大きな破綻を見せることなく4-0の完封勝ち。姉貴分の雪辱を果たすべく、日テレ・ベレーザを破った千葉レディースとの準決勝に駒を進めた。

◆皇后杯準々決勝
サンフレッチェ広島レジーナ 0- 2 三菱重工浦和レッズレディース
アルビレックス新潟レディース 0- 1 セレッソ大阪堺レディース
日テレ・東京ヴェルディベレーザ 0- 3 ジェフユナイテッド市原・千葉レディース
大宮アルディージャVENTUS 0- 4 日テレ・東京ヴェルディメニーナ

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