ブンデスリーガ第18節、バイエルンvsボルシアMGが7日にアリアンツ・アレーナで行われ、アウェイのボルシアMGが1-2で逆転勝利した。

2位以下に9ポイント差を付けてヘルプストマイスターに輝いたバイエルン(勝ち点43)は、2022年の初陣で14位に低迷するボルシアMG(勝ち点19)と対戦した。

ウィンターブレイク明けで守護神ノイアーを始め、コマン、サネ、ウパメカノ、リュカ・エルナンデスの新型コロナウイルス感染が発覚し、多くの主力を欠くことになったナーゲルスマン率いるチーム。当初、開催延期を要請したものの、最終的に延期を許可されず。そのため、この一戦ではGKウルライヒやロカ、ティルマンを除き、レヴァンドフスキやミュラー、ニャブリ、コンディション不良から回復したキミッヒがスタメンに名を連ねた一方、ベンチメンバーは16歳のイブラヒモビッチ、ヴァナーの2選手など、バイエルンⅡの選手が大半を占めた。

雪が降りしきる中でスタートした無観客開催での後半戦のブンデスリーガ初戦。両サイドバックにキミッヒ、ザビッツァー、ロカとミュージアラの2セントラルMFと若干配置を変更して臨んだバイエルンだが、立ち上がりから主導権を握って相手を押し込んでいく。

ボックス内のニャブリやレヴァンドフスキが開始直後から積極的に足を振っていくと、その流れの中でゴールが生まれる。18分、ジューレの右サイドへの対角フィードを起点にニャブリ、ミュラーとダイレクトで繋ぎボックス付近のレヴァンドフスキの足元へ斜めのパスが入る。ここでDFエルベディに寄せられながらもスムーズな反転でボックス右に持ち込んだレヴァンドフスキが右足を強振。強烈なシュートがゴール右隅に決まった。

レヴァンドフスキの今季リーグ戦20点目で幸先よくリードを手にしたホームチームは、以降も攻撃の手を緩めることなく攻勢を続ける。

一方、立ち上がりから防戦一方の戦いを強いられたボルシアMGだが、20分を過ぎた辺りからようやく相手陣内でのプレーを増やしていく。すると、鮮やかな連続攻撃から一気に試合を引っくり返した。

まずは27分、右サイド深くに抜け出したライナーのクロスがゴール前の密集を抜けると、競り合いの中でこぼれたボールがゴール前フリーのノイハウスの足元へ向かうと、ノイハウスが冷静に右足で流し込む。さらに、31分には右サイドで得たCKの場面でキッカーのネッツが左足インスウィングの正確なボールを入れると、これをライナーが頭で合わせ、ゴール左隅に突き刺した。

余裕の序盤から一転、急造布陣と満足にトレーニングを行えなかった影響が出始めるバイエルンは、勢いづくアウェイチームとの球際の勝負で劣勢を強いられていく。

前半終盤には互いに絶好のゴールチャンスが訪れる。まずは45分、ボックス右でクラマーのラストパスに反応したエンボロがニア上を狙った強烈なシュートを放つが、これはGKウルライヒの見事なワンハンドセーブに阻まれる。この直後にはロングフィードに抜け出したレヴァンドフスキがボックス左まで持ち込み、鮮やかな仕掛けから右足のシュートを放つが、これは角度がなく右ポストを叩く。さらに、こぼれ球に反応したミュラーのシュートは相手DFのゴールカバーに阻まれた。

結局、アウェイチームの1点リードで折り返した試合は、前半終盤の流れを継続する形で拮抗した立ち上がりとなる。

それでも、時間の経過と共に早い時間帯での同点を目指すバイエルンが攻勢を強める。そして、ニャブリ、ミュラーとボックス内で際どいシーンを作り出すが、GKゾマーのビッグセーブに阻まれる。62分にはボックス内でレヴァンドフスキがシュートを放つと、相手DFにディフレクトしたボールがゴール右隅へ向かうが、これは惜しくもクロスバーを叩く。

自分たちの時間帯にチャンスをモノにできなかったバイエルンは、フレッシュな選手の投入でプレー強度を増したボルシアMGを前に徐々に攻撃が停滞。これを受け、ナーゲルスマン監督は75分にティルマン、ロカを下げて17歳FWコパド、16歳MFヴァナーをトップチームデビューさせる。さらに、並びを[4-3-3]の形に代えてキミッヒがアンカー、ニャブリが右サイドバックに立ち位置を変える。

この交代で一気に流れを変えたいバイエルンだったが、堅守速攻の色合いを強める相手に対して、レヴァンドフスキらが幾度かボックス内でフィニッシュのチャンスを迎えたものの、決め切ることができず。

そして、試合はこのままタイムアップを迎え、多数の主力を欠いたバイエルンは公式戦の連勝が「7」でストップすると共に、2022年初戦を黒星でスタートすることになった。一方、敵地で逆転勝ちのボルシアMGは5-0で圧勝したDFBポカールに続きバイエルン撃破で、リーグ6戦ぶりの白星を手にしている。

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