チェルシーは8日、スタンフォード・ブリッジで行われたFAカップ3回戦でチェスターフィールドと対戦し、5-1で快勝した。

昨シーズンのファイナリストであるチェルシーは、今シーズンのFAカップ初戦で5部リーグに所属するチェスターフィールドと対戦した。

ミッドウィークに行われたEFLカップ準決勝1stレグのトッテナム戦を2-0の快勝で飾り、新年の公式戦初勝利を手にしたトゥヘル率いるチーム。来週にそのトッテナムとのリターンマッチ、マンチェスター・シティとのリーグ戦を控える中、格下相手の一戦ではGKベッティネリ、ルイス・ホールをデビューさせた一方、ルカクやヴェルナー、コバチッチ、プリシッチ、ツィエクといった主力クラスを起用した。

セミプロの格下相手のホームゲームということもあり、ツィエク、ハドソン=オドイの両ウイングバックにプリシッチ、ルカク、ヴェルナーの3トップという攻撃的な[3-4-3]の布陣で臨んだチェルシー。

そして、地力の差を見せつけるように開始早々にゴールをこじ開ける。6分、コバチッチが自陣から長い距離を持ち上がって相手ボックス付近に迫ると、ボックス右でスルーパスに反応したツィエクがクロスを供給。相手に当たってこぼれたルーズボールに反応したヴェルナーが無人のゴールへ蹴り込んだ。

幸先よく先制に成功したチェルシーは、以降もフィジカル、テクニックの両面で相手を完全に凌駕。18分にはヴェルナーの高い位置でのボール奪取から左サイドでボールを受けたハドソン=オドイがカットインから右足のコントロールシュートをファーポストの完璧なコースに突き刺す。

続く20分には3バックの左ながら果敢な攻撃参加を見せたホールが一度ボールを失うも、そのまま前がかってプレッシャーをかけると、相手のバックパスのミスを奪いボックス左から丁寧な折り返し。これをゴール前でドフリーのルカクが難なく流し込み、物議醸すインタビューに対する謝罪後初めてとなる禊のゴールを挙げた。

開始20分で試合を決めたチェルシーは、今後の過密日程を睨んでここから省エネモードにシフト。それでも、チェスターフィールドとのチーム力の差は歴然で、相手陣内でハーフコートゲームを展開。前半終盤の39分には左CKの流れからホールのミドルシュートをGKが前に弾いたところに詰めたクリステンセンが浮き球のヘディングシュートを流し込み、4点目を奪って試合を折り返した。

ハーフタイム明けにルカクとコバチッチを下げてハヴァーツ、ロフタス=チークを後半のピッチへ送り込んだチェルシーは後半も先にゴールを奪う。55分、プリシッチの仕掛けから獲得したPKをキッカーのツィエクが冷静に決めた。

試合の大勢が決した中、チェルシーは今後の戦いを見据えプリシッチ、クリステンセン、ハドソン=オドイを下げてヴェイル、ベイカー、バークリーと選手を入れ替え、試合終了まで20分以上を残して5枚の交代カードをすべて使い切った。

その後、80分にはツィマンガのシュートのこぼれ球をアサンテに押し込まれてチェスターフィールドに一矢報いるゴールを献上したチェルシーだったが、以降は危なげなく試合をクローズ。5部相手のホームゲームで快勝のチェルシーが、順当に4回戦進出を決めた。