アーセナルは9日、敵地で行われたFAカップ3回戦でノッティンガム・フォレストと対戦し、0-1で敗れた。なお、DF冨安健洋はベンチ外となった。
 
2022年初戦となったマンチェスター・シティ戦を1-2で落とし、新年を黒星でスタートすることになったアーセナル。来週にEFLカップのリバプール戦、リーグ戦のトッテナム戦という重要な連戦を控える中、チャンピオンシップ(イングランド2部)勢を相手に2022年初勝利を狙った。
 
この一戦に向けてはエルネニーとトーマス、オーバメヤンがアフリカ・ネーションズカップ参戦のためチームを離れたほか、ジャカ、バログンが新型コロナウイルス陽性、冨安とスミス・ロウがそれぞれ右ふくらはぎとそ径部の張りによって欠場。そのため、アルテタ監督は直近のマンチェスター・シティ戦からホワイト、サカ、ウーデゴール、マルティネッリを除く7名を変更。セドリックやエンケティア、パティーノといった控えや若手にチャンスを与えた。
 
ボールの主導権を握り、7分にはセットプレーの流れからホワイトがファーストシュートを放つなど、前半の入りはまずまずだったアーセナル。しかし、中央をしっかりと締め、球際でも互角以上に戦うホームチームの守備に徐々に苦戦していく。
 
ボールは握るもののなかなか仕掛けのパスが出ず、個での打開も今一つなアウェイチームは、ビルドアップや中盤でのイージーミスも散見。前半半ばに入ると、完全に攻撃が停滞してしまう。
 
相手の攻撃のクオリティもあり、ピンチこそないが、チームのパフォーマンスに不満を抱くアルテタ監督は、34分にヌーノ・タヴァレスを下げてティアニーを投入。主力の投入によって前半の内にテコ入れを図る。これにより、前半終盤にかけては良い形で押し込む時間が増えたが、決定機はおろか枠内シュート0でハーフタイムを迎えることになった。
 
ハーフタイムに修正を施したアーセナルだが、前半に引き続き要所を締めるホームチームの守備に苦戦。すると、53分には相手の高速カウンターを浴びてジョンソンのラストパスを受けたジンカーナーゲルに決定機を許すが、ここはGKレノのビッグセーブで辛くも凌ぐ。
 
辛くもイーブンスコアを維持したアーセナルは58分、ボックス右でサカが上げた正確な左足のクロスにファーサイドでフリーのエンケティアが反応するが、ヘディングシュートを枠の右に外してしまい、この試合最初のビッグチャンスを逸する。
 
後半も半ばを迎えると、試合は完全に膠着状態に。90分間で決着を付けたいアルテタ監督は69分、初スタメンのパティーノを下げて切り札のラカゼットを投入。この交代でラカゼットがトップ下、ウーデゴールがセントラルMFのポジションに入った。だが、この交際策も流れを劇的に変えることはできない。
 
すると83分、自陣でのビルドアップの場面でサンビ・ロコンガが縦パスを引っかけられてショートカウンターを浴びると、右サイドのヤテスからの精度の高いクロスをゴール前に飛び込んだ途中出場のグラバンにスライディングシュートで押し込まれ、痛恨の失点を喫した。
 
2部相手に負けられないアーセナルはここから決死の攻勢を仕掛けたが、完全に逃げ切り態勢に入ったノッティンガム・フォレストの守備を最後までこじ開けることはできず。そして、枠内シュート0の低調な内容で敗れたアーセナルはFAカップ初戦で敗退することになった。

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