ラ・リーガ第20節、ビジャレアルvsアトレティコ・マドリーが9日にエスタディオ・デ・セラミカで行われ、2-2のドローに終わった。
 
2021年をシメオネ体制ワーストの4連敗で終えたアトレティコ(勝ち点32)だが、前節は好調ラージョを相手に2-0で快勝し4位に浮上。さらに、コパでも3部のラージョ・マハダオンダに5-0の圧勝を収め、新年連勝スタートと仕切り直しに成功した。
 
週明けにサウジアラビアで開催されるスーペル・コパ・デ・エスパーニャを控える中、今節は直近のコパで下部カテゴリー相手に屈辱の敗戦を喫したものの、リーグ戦では4試合連続複数得点で4連勝と、絶好調の8位ビジャレアル(勝ち点28)との強豪対決に臨んだ。
 
シメオネ監督はラージョ戦から先発3人を変更。出場停止のルイス・スアレス、ホセ・ヒメネスに代えてマテウス・クーニャとフェリペ、ニューカッスルに移籍したトリッピアーに代えてマルコス・ジョレンテを起用した。
 
互いに集中した入りを見せた中、スーペルゴラッソが試合の均衡を破った。10分、ハーフウェイライン付近でのビジャレアルのビルドアップの場面でパレホの横パスを狡猾にカットしたアンヘル・コレアがGKルジの前目のポジショニングを見て、センターサークルに近い位置からすかさず右足を振り抜く。すると、このロングシュートがゴールネットに突き刺さった。
 
ミスからスーペルゴラッソを献上したビジャレアルだが、すぐさま反撃を開始。16分にはアルベルト・モレノが右ポスト直撃のシュートを放つと、22分には再びボックス付近でアルベルト・モレノが放ったシュートがボックス内のレマルの手に当たる。このプレーでPKを獲得する。名手ジェラール・モレノが中央を狙ったシュートはGKオブラクのパラドンに阻まれるが、こぼれ球に反応したパレホが身体ごと押し込む。先制点に繋がるミスを犯したパレホの意地の同点ゴールかに思われたが、オンフィールドレビューの結果、パレホのハンドと判定されてゴールは取り消しとなった。
 
それでも、このゴール取り消しに士気を落とすことなく攻勢を続けるホームチームは29分、相手陣内左サイドで得たFKの場面でキッカーのパレホがゴール前のスペースへ落とす鋭いボールを入れると、GKオブラクが何とかはじき出したところに詰めたパウ・ロペスが左足で泥臭く押し込んで、コレアに続きこちらも2試合連続ゴールとした。
 
1-1のイーブンに戻った試合はボールを握って手数をかけた攻撃を見せるビジャレアル、粘り強い守備で凌ぎながらカウンターからの一発を狙うアトレティコと、互いの特徴を全面に押し出した攻防が繰り広げられる。その中で追いついたビジャレアルがより優勢に試合を運んだが、前半のうちに逆転まで持っていくことはできなかった。
 
後半もビジャレアルペースで試合が進むと、その流れ通りにホームチームにゴールが生まれる。58分、パウ・トーレスからのロングフィードに反応したアルベルト・モレノが最前線の位置で頭でマイナスに落とすと、キャプー、ジェラール・モレノとワンタッチで縦パスが繋がり、動き直しから背後を狙っていたアルベルト・モレノに繋がる。そして、アルベルト・モレノがGKオブラクの股間を抜く左足のシュートを流し込み、逆転ゴールとした。
 
耐え切れずに試合を引っくり返されたシメオネ監督は60分過ぎに3枚替えを敢行。マテウス・クーニャ、ロージ、デ・パウルを下げてフェリックス、コケ、ヴルサリコをピッチへ送り込む。この交代で並びを[3-5-2]の形に変えた。
 
すると67分、左サイド深くで単騎突破を図ったカラスコがマイナスの折り返しを入れると、ニアで足元に収めたコレアが右足の反転シュート。これはGKルジの好守に阻まれたが、ペナルティアーク付近で撥ね返りに反応したコンドグビアが左足を一閃。ゴール前の密集を抜けたグラウンダーのシュートがルジの脇を抜ける形でゴールネットへ突き刺さった。
 
前回対戦に続き2-2のスコアとなった試合はここからアウェイチームのペースで進んでいく。流れを変えたいビジャレアルはアルベルト・モレノ、トリゲロスを下げてペドラサ、ジェレミ・ピノと2列目を入れ替えた。
 
この交代でビジャレアルが盛り返したことで、試合終盤はどちらにも勝ち点3の可能性がある白熱の展開に。後半アディショナルタイムにはコンドグビアが2枚目のカードをもらって退場となり、ホームチームに俄然勝ち越しの目が出てきたが、アトレティコも専守防衛の構えで3点目を許さず。
 
そして、試合は前回対戦と同じ2-2のスコアでタイムアップを迎え、痛み分けの結果となった。

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