セリエA第22節、ローマvsカリアリが16日にスタディオ・オリンピコで行われ、ホームのローマが1-0で勝利した。

2022年に入ってミラン、ユベントス相手に連敗スタートとなった7位のローマは、降格圏の18位に沈むカリアリをホームに迎えて新年初勝利を目指した。

モウリーニョ監督は3-4で敗れたユベントス戦から先発4人を変更。出場停止のイバニェスとコンディション不良のスモーリングに代えてマンチーニ、クンブラをセンターバックに置き、中盤では出場停止のクリスタンテとベンチのヴェレトゥに代えてポルトからの新戦力のセルジオ・オリベイラ、ザニオーロを起用した。ただ、ウォームアップ中に痛みを訴えたペッレグリーニがプレー不可能となり、急遽ヴェレトゥがスタメンに入り、マンチーニが腕章を巻くことになった。

試合は開始早々にローマにチャンス。4分、セルジオ・オリベイラからのスルーパスに抜け出したザニオーロがボックス内でDFカルボーニと交錯。このプレーでPKが与えられる。だが、オンフィールドレビューの結果、先にカルボーニがボールにアタックしていたとの判定でPKは取り消しに。

以降はボールの主導権を握りながらアフェナ=ギャン、ザニオーロの両翼のスピードを生かしながらカリアリ守備の攻略を図っていく。幾度か惜しいカウンターチャンスを作るが、最後の精度を欠く。

それでも、30分過ぎにはムヒタリアンの中央突破を生かしたカウンターアタックからボックス手前右のセルジオ・オリベイラが強烈なシュートを放つと、これがDFダウベルトの身体から離れていた左腕に直撃。この試合2度目のオンフィールドレビューの結果、今度はPKが与えられた。

ローマにはヴェレトゥというメインキッカーがいたものの、モウリーニョ監督はポルト時代からPKの名手として知られたセルジオ・オリベイラをキッカーに指名。これがデビュー戦の29歳MFは難なく右隅へ蹴り込んでデビュー戦で早速ゴールを決めた。

前半の良い時間帯に先制に成功したローマは、より前に出てきたカリアリの攻撃を受け止めながらムヒタリアンを起点に幾度か鋭いカウンターを発動。快足を飛ばしたアフェナ=ギャンのお膳立てからボックス内のザニオーロに絶好機が訪れたが、ここは相手DFの見事なカバーリングもあって2点リードでハーフタイムを迎えることはできなかった。

後半も試合展開に大きな変化はなし。トップ下で存在感を示すムヒタリアンのチャンスメイクからアフェナ=ギャンに再三のカウンターチャンスが訪れるが、18歳FWは若さ故の判断ミスや自身の驚異的なスピードを御し切れず、ことごとくチャンスをフイにしてしまう。65分にはムヒタリアンの突破からボックス右に抜け出したヴェレトゥにラストパスが出るが、ここはシュートをミートし切れず。

守備の局面ではマンチーニを中心に集中した対応が続く一方、ここ最近の大量失点を考えると、2点目がほしいローマ。74分には右サイドから馬力のある仕掛けでDF2枚を振り切ってボックス内に侵入したザニオーロに絶好機も、利き足とは逆の右足で放ったシュートはわずかに枠の左に外れた。

以降も再三の決定機をモノにできずに最少得点差での痺れる状況が続くローマは、84分に大ピンチが訪れる。右サイドからのグラウンダーのクロスをゴール前に走り込んできたジョアン・ペドロに右足ワンタッチで合わせられるが、ここはGKルイ・パトリシオが見事な反応で触りボールはクロスバーを叩いた。

思わず冷や汗をかいたモウリーニョ監督はザニオーロを下げてサイドバックのカルスドルプを投入し、メイトランド=ナイルズを一列上げる。さらに、試合終了間際にはこれがトップチームデビューとなる17歳のギリシャ人DFケラミツィスをピッチに送り込み、完全に逃げ切り態勢に入った。

そして、このまま時計を進めたローマがウノゼロで勝ち切り、連敗をストップすると共に4戦ぶりとなる2022年初勝利を手にした。

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