バレンシアに所属するデンマーク代表DFダニエル・ヴァス(32)が、アトレティコ・マドリー移籍を希望しているようだ。

アトレティコは、今冬の移籍市場でイングランド代表DFキーラン・トリッピアーがニューカッスルに完全移籍。そのため、現在チームには本職の右サイドバックがクロアチア代表DFシメ・ヴルサリコのみとなっており、スペイン代表MFマルコス・ジョレンテが中盤と併用される形で同ポジションを務めている状況だ。

これを受け、クラブがトリッピアーの後釜の確保に動く中、有力な候補の一人に挙がっているのが、セルタとバレンシアでラ・リーガ220試合以上に出場しているヴァスだ。

今シーズンはチーム事情でボランチを主戦場とするヴァスだが、本職は右サイドバックやサイドハーフ。複数のポジションをカバーする戦術理解度の高さに加え、その優れた右足のキック精度はトリッピアーの後釜として打ってつけだ。

そのヴァスに関して、バレンシアを率いるホセ・ボルダラス監督は、スペイン『Cadena Ser』で選手自身がアトレティコ行きを希望していることを認めた。

「彼はアトレティコからオファーがあると言っていた。そして、彼の考えは、ここを出て行くことだ」

「そのことについて私自身は決断を下せないが、下せたらと思う。ただ、私はオーナーではなく、ただの監督だ」

「誰が残って、誰が行くかを決めるのは私ではない。彼は自分が重要であることを知っているし、私は彼を全面的に信頼していると言った。しかし、プレーヤーに対して、残るべきか去るべきかを指示することはできない。クラブが決めなければならないことなんだ」