コパ・デル・レイ4回戦、レアル・ソシエダvsアトレティコ・マドリーが19日にアノエタで行われ、2-0で勝利したソシエダが準々決勝進出を決めた。

スーペル・コパ・デ・エスパーニャ準決勝でアスレティック・ビルバオに敗れ、失意の中での帰国となったアトレティコは、公式戦3試合ぶりの白星を目指し、今季のコパ初戦で難敵ソシエダと激突した。

アスレティック戦からは先発4人を変更。出場停止のヒメネス、コンドグビア、レマル、マルコス・ジョレンテに代えてレナン・ロージ、エクトル・エレーラ、デ・パウルを起用。前線にアンヘル・コレア、フェリックス、カラスコを並べた[4-3-3]を採用した。

試合はコンディションで勝るホームのソシエダがアグレッシブな入りを見せる。ボールを握って相手を押し込んでいく中、エルストンドやヤヌザイにボックス内で続けてシュートチャンスが訪れる。

一方、序盤のピンチを凌いだアトレティコは14分にビッグチャンス。カウンターから裏へ抜け出したカラスコがボックス右で粘りの仕掛けから右足を振り抜くが、これは惜しくも右ポストを叩いた。

この決定機をきっかけにイーブンな展開に戻したアトレティコだが、以降はなかなか決定機まで持ち込めない。

すると33分、よりよい形の仕掛けを見せていたソシエダが先制に成功する。中央での細かい繋ぎから右サイド深くに抜け出したサルドゥアにボールが渡ると、滞空時間の長いクロスをファーで競り勝ったヤヌザイがヘディングシュート。GKオブラクが触ったボールが右ポストを叩いてゴールネットに吸い込まれた。

敵地で先行を許す厳しい展開となったアトレティコはここから反撃を開始。コケやコレアが幾度か良い形でボックス内へ抜け出す形を作り出したが、最後の場面で粘る相手守備を崩し切ることはできなかった。

逆転を期して後半に臨んだアトレティコだが、ミスから出ばなをくじかれる。47分、最終ラインでボールを持ったフェリペがオヤルサバルとセルロートに囲まれて痛恨のボールロスト。そのままフリーでボックス内まで持ち込んだセルロートに難なくオブラクとの一対一を制され、瞬く間に追加点を献上した。

この2失点目を受け、シメオネ監督はコレア、コケ、ロージを下げてルイス・スアレス、クーニャ、レマルを投入する3枚替えを敢行。

ここから攻勢を強めていくが、2点リードで余裕を持った対応を見せるホームチームの堅守を前にゴールが遠い。逆に、幾度か相手に引っくり返されて与えたカウンターチャンスをGKオブラクのビッグセーブで辛くも凌ぐ、苦しい展開が続く。

その後、敗色濃厚のムードの中で78分にはカラスコとデ・パウルを下げてセラーノ、マルティンと2人のカンテラーノを投入し、若き力による攻撃の活性化を期待したが、このままソシエダにうまく試合をクローズされた。

この結果、ホームで快勝のソシエダが準々決勝進出を決定。一方、数日間で2つのコンペティション敗退のアトレティコは2022年も苦境が続く。