セリエA第33節、ナポリvsローマが18日にディエゴ・アルマンド・マラドーナで行われ、1-1のドローに終わった。超WSの選手採点結果と寸評は以下の通り。

ナポリ採点
(C)CWS Brains,LTD.
GK
1 メレト 6.5
オスピナのアクシデントによってセリエAでは10試合ぶりの出場。失点こそあったものの、的確な判断で相手のシュートをストップするなどクリバリと共に良いパフォーマンスを見せた

DF
59 ザノーリ 5.0
ディ・ロレンツォの代役としてプレー。ザレフスキらのアジリティに苦戦して後手の対応が目立ち、判定によっては2枚のカードをもらっての退場という可能性も。攻撃ではロサーノの後方支援に徹して能動的なアクションは限定的

13 ラフマニ 6.0
前半はエイブラハムら相手の攻撃陣に危なげなく対応。球際、ポジショニングいずれもそつなし。ただ、後半にエイブラハムをドフリーにするなど、時間の経過と共に苦しい対応が増えていった

26 クリバリ 7.0
マリオ・ルイのカバーを意識してザニオーロの突破に対して再三の好守を見せた。前半にカードをもらったものの、後半も見事なパフォーマンスでローマ攻撃陣の前に立ちはだかった

6 マリオ・ルイ 6.0
攻撃では周囲との好連携でパスの逃げ道となりつつ、ロサーノの単騎突破が目立った逆サイドとの比較でより攻撃的に振る舞う。守備ではザニオーロに苦戦したが、後半に決定的なカバーリングでピンチを救った

MF
99 ザンボ・アンギサ 6.0
前半は攻守両面のバトルで優位性をもたらす。強靭なフィジカルを生かした対人プレーの強さに加え、的確な立ち位置、判断も光った。後半は負担も大きく徐々にトーンダウン

68 ロボツカ 6.5
中盤の底でフィルター役をこなしつつ、局面を変える持ち出しや的確な捌きと獅子奮迅の働き。それだけに後半序盤の負傷交代は残念だった

(→ジエリンスキ 5.5)
攻撃ではカウンターの起点を担ったが、相手のハードなプレーに対してやや劣勢を強いられた

8 ファビアン・ルイス 5.5
ビルドアップの局面では相変わらずの存在感を見せたが、対人戦や守備の部分ではいまひとつ。とりわけ、アンカーに移ってからのプレーでは苦戦

(→デンメ 5.0)
逃げ切りを託されての起用となったが、あまり効果的に危険なエリアをカバーできなかった

FW
11 ロサーノ 6.0
値千金のPK奪取。前半はザレフスキとイバニェスに対して、嫌らしい立ち位置でボールを引き出して攻撃の起点に。ただ、メンタルが乱れて早い時間帯の交代に

(→エルマス 5.5)
攻守両面でダイナミズムをもたらした

9 オシムヘン 5.5
スピードとフィジカルで相手のディフェンスラインを易々と上げさせず。ただ、スモーリングらにうまく封じ込められた。守備ではあわやオウンゴールという対応も

(→メルテンス -)

24 インシーニェ 6.0
プレッシャーがかかるPKを決め切ってデルビー・デル・ソーレで最後のゴールを決める。ただ、流れの中ではあまり怖さを出せず

(→ファン・ジェズス -)

監督
スパレッティ 5.5
前半は良い戦いを見せたが、逃げ切り策が嵌らずに痛恨のドロー。ロボツカの負傷交代が響く結果に

ローマ採点
(C)CWS Brains,LTD.
GK
1 ルイ・パトリシオ 6.0
PKはコースを読んでいたが及ばず。それ以外では相手の枠内シュートを危なげなく阻止

DF
23 マンチーニ 6.0
セットプレーの決定機は決めたかったが、守備ではインシーニェら相手攻撃陣に対して的確な対応を見せた

(→カルレス・ペレス -)

6 スモーリング 6.5
クリバリのパフォーマンスばかりに目が行ってしまったが、オシムヘンに仕事をさせなかったパフォーマンスは称賛に値する。高い身体能力と読みを利かせた守備で強力攻撃陣に流れの中でほぼチャンスを与えず

3 イバニェス 5.5
ザレフスキとの関係性もあって難しい対応とはいえ痛恨のPK献上。以降はまずまず粘ったが、無謀なチャレンジも散見

MF
2 カルスドルプ 6.0
前半はやや窮屈なプレーを強いられたが、後半はパーフェクトクロスにビルドアップでの的確な配球で良さを出せていた

27 セルジオ・オリベイラ 5.5
前半は不用意なパスミスなどうまく試合に入れていなかったが、後半は豊富な運動量と献身的なプレーで盛り返す。足を軽く痛めての交代に

(→ヴェレトゥ 5.5)
前がかりなチームのバランスを整える仕事を完遂

7 ペッレグリーニ 6.5
同点ゴールの起点に。正確なプレースキックでのチャンスメークに、後半は背後への飛び出しを増やして攻撃に良いアクセントを付けた

4 クリスタンテ 5.5
守備では後手の対応が目立ったが、攻撃では幾度か正確なミドルレンジのパスをザニオーロに供給。1枚カードをもらっていたことで、前半のみの出場に

(→ムヒタリアン 6.0)
相手のレベルを考えれば難しいバランスでのプレーになったが、前半のチームに足りなかった運ぶドリブルや攻撃のスイッチを入れるパスで貢献。守備でも切り替えが徹底されていた

59 ザレフスキ 5.5
守備時の判断とクロスの質に明確な課題が出たが、ザノーリとのマッチアップで優勢を維持。攻撃面ではポテンシャルを発揮

(→エル・シャーラウィ 7.0)
後半ATに勝負強さを発揮し、サッスオーロ戦に続く値千金のゴール。ザニオーロの決定機もアシストするなど、攻撃を活性化させた

FW
22 ザニオーロ 6.0
最後の判断や精度には課題もナポリ守備陣に最も脅威を与えた。主審への抗議で次節出場停止となり、終盤に負ったケガの状況も気がかり

(→アフェナ=ギャン -)

9 エイブラハム 6.0
絶好機を逸するなど、試合を通してフィニッシュの局面では相手センターバックコンビに苦戦。それでも、決勝点のアシストやチャンスメークの部分ではしっかりと貢献

監督
モウリーニョ 6.0
前半は難しい戦いを強いられたが、的確な交代策で流れを引き寄せて難所でドローに持ち込む。望んだ結果ではなかったが、セリエA無敗を12試合に更新し、次節古巣対戦へ

★超WS選定マン・オブ・ザ・マッチ!
クリバリ(ナポリ)
結果的に1失点して逃げ切りに失敗したが、試合を通してセリエA最高峰のセンターバックの評価に相応しいハイパフォーマンスを披露。その存在がなければ逆転負けの可能性も十分にあった。

ナポリ 1-1 ローマ
【ナポリ】
インシーニェ(前11)[PK]
【ローマ】
エル・シャーラウィ(後46)