マンチェスター・ユナイテッドは21日、アヤックスからエリク・テン・ハグ監督(52)の招へいを正式発表した。契約期間は2025年までで、1年延長オプションも付随。就労ビザの取得を条件に来季からチームの指揮が決定している。

2017年12月からアヤックスを率いるテン・ハグ監督。攻撃的なスタイルを武器にエールディビジとKNVBカップを2度ずつ制した上、2018-19シーズンのチャンピオンズリーグでもベスト4に導き、他クラブからの人気も高まっている。

今季のエールディビジでもリーグ最多の85得点をマークする攻撃とともに、こちらも最少となる15失点の守りで優勝に迫るが、監督探しが続くマンチェスター・ユナイテッド行きの噂が取り沙汰され、今や就任が有力視される状況だった。

オランダで磨きをかける手腕で赤い悪魔の立て直しが期待されるテン・ハグ監督は就任内定に際して、クラブを通じて喜びの心境とともに、決意を語っている。

「マンチェスター・ユナイテッドの監督に任命され、大変光栄だ。これからのチャレンジにもとても興奮を覚える」

「この偉大なクラブの歴史とファンの情熱を知り、彼らにふさわしい成功をもたらせるチームを育てたいと強く思う」

「そして、ユナイテッドに移る前に、今季を成功させることに全力を尽くすことをファンに約束する」

一方、ユナイテッドのフットボールディレクターを務めるジョン・マータフ氏もテン・ハグ監督招へいについてコメントしている。

「エリクはアヤックスでの4年間で、ヨーロッパで最もエキサイティングな成功を収めた監督の1人だと証明している。彼のチームは魅力的かつ攻撃的なフットボールと若手育成の取り組みで有名になった」

「今回の就任に至るまでの彼との話し合いで、我々はマンチェスター・ユナイテッドを望まれるレベルまで引き上げるという彼の長期的なビジョンと、それを達成するための意欲と決意に深く感銘を受けた」

「我々はエリクがアヤックスでのシーズン終了まで成功を収めるために集中できるよう幸運を祈るとともに、今夏にマンチェスター・ユナイテッドで彼を迎え入れるのを楽しみにしている」

なお、ユナイテッドは昨年11月途中からラルフ・ラングニック監督(63)が今季終了までの契約で暫定的にチームを指揮。そのラングニック監督は来季からコンサルタントとしてのフロント入りが決定している。