アーセナルの日本代表DF冨安健洋が、3カ月ぶりにピッチに戻ってきた。

アーセナルは23日、プレミアリーグ第34節でマンチェスター・ユナイテッドをホームに迎えた。

熾烈なトップ4争いを繰り広げる中、5位のアーセナルと6位のユナイテッドの直接対決。消化が1試合多いユナイテッドだが、ここで勝利して望みを繋ぎたいところだった。

アーセナルは3連敗中だったものの、前節のチェルシー戦では2-4で快勝。対するユナイテッドはリバプールに0-4で完敗と対照的な結果だったが、この試合もその流れのまま入ることとなった。

開始3分、アーセナルはグラニト・ジャカのパスを受けたブカヨ・サカがシュート。GKダビド・デ・ヘアがセーブするも、ヌーノ・タヴァレスがこぼれ球を蹴り込み先制する。さらに32分には、エディ・エンケティアがネットを揺らすが、これはオフサイド。しかし、VARの結果その前にファウルがあったとしてアーセナルがPKを獲得。これをサカがしっかりと決めてリードを2点とする。

ユナイテッドは直後にクリスティアーノ・ロナウドがネットを揺らして1点を返すと、後半に入って押し込み同点に迫るシーンも。しかし、ブルーノ・フェルナンデスがPKを外しチャンスを逸すると、アーセナルは70分にジャカがボックス手前から左足一閃。強烈なミドルシュートがネットを揺らし、リードを2点に広げ、3-1で勝利を収めた。

この試合で久々にベンチ入りした冨安は、後半アディショナルタイムにセドリック・ソアレスと交代でピッチへ。リーグ戦では13試合ぶり、1月20日のEFLカップ準決勝2ndレグのリバプール戦以来、3カ月ぶりにピッチに戻ることとなった。

その冨安は、短い時間ながらも果敢に右サイドを突破。C・ロナウドと対峙した場面でドリブルで抜きにかかると、C・ロナウドのファウルを誘う好プレー。このプレーでC・ロナウドはイエローカードをもらうなど、冨安は短い時間でも仕事をした。

このプレーにファンは「ポジショニングが賢すぎる」、「冨安改めてすごいな」、「泣きそうだ」、「さすが」と復帰戦でも良い動きを見せた冨安に称賛の言葉が。一方で「ロナウドはよく戻ったわ」、「ロナウドここまで戻って守備するなんて珍しい」と、C・ロナウドの守備にも驚く声が挙がっている。

シーズンは残り5試合。アーセナルは次節は7位のウェストハム、そして5月12日には延期されていたトッテナムとのノース・ロンドン・ダービーを控えているが、万全の冨安が2015-16シーズン以来のトップ4フィニッシュに力を貸すことになるかもしれない。