ドイツ代表DFアントニオ・リュディガー(29)のチェルシー退団が決定的となった。トーマス・トゥヘル監督がドイツ代表DFの退団希望を認めた。イギリス『スカイ・スポーツ』が伝えている。

トゥヘル監督は1-0で勝利した24日のプレミアリーグ第34節ウェストハム戦後に、リュディガーの去就に関する質問を受けると、プライベートな場で退団希望を伝えられたことを明らかにした。

「彼はクラブを去りたいと考えている。彼は私にそのことを知らせたが、それはプライベートな話だ」

「我々、私とクラブは(リュディガー残留のため)すべてを捧げたが、処分のせいでもう戦うことができなかった。制裁がなければ、少なくとも戦い続けることはできたはずだ。我々はそれを個人的に受け止めてはいないが、彼が決めたことだ」

「彼は重要な人物であり、シーズン終了まではそうあり続ける。残念なことだが、彼がいなくなるのはとても寂しい。彼はドレッシングルームで勇気を与えてくれる。誰もが恐れるような、卓越したレベルで50〜55試合に出場できるプレーヤーだ。彼は私にとって、この1年半の中でトップのディフェンダーだ。その上で、別の解決策を見つける必要がある」

今夏で契約満了となるリュディガーについて長らく延長に向けて動いているチェルシー。昨夏に初めて交渉に着手したが、その頃加入したFWロメル・ルカクの週給が34万ポンド(約5600万円)と伝えられていたこともあり、選手側からの快諾は得られなかった。

今年2月には週給23万ポンド(約3700万円)の4年契約を提示するも、リュディガーには他クラブから29万ポンド(約4800万円)のオファーが届いたとされ、それでも契約更新には至らず。

そんな中、チェルシーはオーナーのロマン・アブラモビッチ氏が、ウクライナへ侵攻したロシアとの深い関わりから、イギリス政府によって制裁が課せられ、クラブはその影響で選手とのあらゆる交渉ができなくなっていた。

なお、新天地に関しては4年契約+1年の延長オプションを掲示したとされるレアル・マドリーが最有力となっている。