レアル・マドリーが、チェルシーのドイツ代表DFアントニオ・リュディガー(29)と来季加入で口頭合意に達したようだ。移籍市場に精通するファブリツィオ・ロマーノ氏が報じている。

先日、チェルシーのトーマス・トゥヘル監督が公の場でリュディガーの今夏退団を明言した。クラブは長らく延長に向けて交渉していたものの、給与面での折り合いがつかない状況の中、オーナーのロマン・アブラモビッチ氏が、ウクライナへ侵攻したロシアとの深い関わりから、イギリス政府によって制裁対象に。その影響により、クラブは選手とのあらゆる交渉が禁止されていた。

トゥヘル監督は「彼はクラブを去りたいと考えている」と、ドイツ代表DFの意向を明かすとともに、「私とクラブは(リュディガー残留のため)すべてを捧げたが、処分のせいでもう戦うことができなかった。制裁がなければ、少なくとも戦い続けることはできたはずだ」と無念を口にしていた。

昨季のチャンピオンズリーグ優勝にも大きく貢献したリュディガーの退団が決定的となった中、新天地も早くも絞られてきているようだ。ロマーノ氏によれば、マドリーが口頭合意に達したようで、残りの詳細についても近々会議が開かれる予定とのことだ。

契約年数に関して同氏は「長期契約」とのみコメントしているが、マドリーは4年契約+1年の延長オプションという条件を提示したと言われている。