ユベントスのイタリア代表DFジョルジョ・キエッリーニ(37)が、イタリア代表からの引退を発表した。

25日、ユベントスはセリエA第34節でサッスオーロと対戦。ジャコモ・ラスパドーリのゴールで先制を許すも、パウロ・ディバラのゴールで前半のうちに追いつくと、88分にはモイゼ・ケアンが値千金の逆転ゴール。1-2で勝利を収めた。

来シーズンのチャンピオンズリーグ(CL)出場権確保のために4位を守ったユベントス。この試合途中出場を果たしたキエッリーニは、試合後にイタリア『DAZN』のインタビューでイタリア代表のキャリアを終えることを明かした。

「ウェンブリーで代表チームに別れを告げる。ここで、ユーロ優勝というキャリアの頂点を体験した」

「素晴らしい思い出とともに、アッズーリに別れを告げたいと思う。それは確実に、僕のイタリア代表としての最後の試合になるだろう」

イタリア代表は、カタール・ワールドカップ(W杯)の出場権を逃し、2大会連続での予選敗退と失意を味わうことに。キャプテンとして戦い、通算116試合8ゴールを記録しているキエッリーニだが、ユーロ2020の優勝を果たしたウェンブリー・スタジアムで6月に予定されているアルゼンチン代表戦が、ラストマッチになると明かした。

一方でクラブキャリアについては、イタリア『スカイ・スポーツ』のインタビューで言及し、まだ考えていないとコメント。まずはセリエAで4位を死守することと、コッパ・イタリアで優勝することを目指し、その後にゆっくりと考えたいと明かした。

「ユベントスとの恋愛は終わりではない。それは決して終わらない。愛はとても強く、僕に限らず、彼らもそうだろう。それは決して終わらないと思う」

「もちろん、今からシーズンの終わりまで、僕は全てを評価しなければいけないし、何がベストなのかを家族と話さなければいけない」

「まずは4位になること。そしてコッパ・イタリアの優勝だ。それから、僕の2つの家族。自宅と、ユベントスでみんなにとって何がベストなのかを考えよう」

「去年の夏もそうだったけど、時間をかけて、ユーロが終わるまで新契約にサインをしなかった。この歳になると、あまり先のことは考えられない。それは当然のことであり、問題はない」

「僕が幸せで、リラックスしていて、チームメイトと一緒に楽しみ続けたいと思っていることを、みんなが理解してくれることを願っている。そうすれば理解できるだろう」

キエッリーニは、リヴォルノの下部組織からファーストチームに昇格。2004年7月にフィオレンティーナへと移籍し飛躍すると、2005年7月にユベントスへと完全移籍。当初は左サイドバックなどを務めたが、のちにCBに定着。3バック、4バックともにプレーするなど高い守備戦術の理解度を持ち、ユベントスではこれまで公式戦557試合に出場し36ゴール24アシストを記録。セリエAでは通算427試合に出場し27ゴール23アシストを記録していた。