レアル・マドリー移籍が決定的と言われるチェルシーのドイツ代表DFアントニオ・リュディガーだが、カルロ・アンチェロッティ監督がわざとらしく、しらを切った態度を見せた。

先日、チェルシーのトーマス・トゥヘル監督が公の場でリュディガーが退団の意向を持っていることを明らかにした。契約満了が今夏に迫っていたチェルシーは、昨夏から延長交渉をスタートさせていたが、なかなか給与面での折り合いがつかずにいると、先月にオーナーのロマン・アブラモビッチ氏が、ウクライナへ侵攻したロシアとの深い関わりから、イギリス政府によって制裁が課せられ、クラブはその影響で選手とのあらゆる交渉ができなくなっていた。

業を煮やしたリュディガーはついにチェルシー退団を決意。同時に以前から接触があったと見られていたマドリー行きが濃厚となり、具体的な契約内容も徐々に明らかとなってきている。その中で、アンチェロッティ監督はリュディガー獲得について問われると、明言は避けたものの、芝居のような態度で笑いながら質問を躱した。

「トニ・リュディガー? 誰だそれは?」

「彼はまだチェルシーの選手だ。私の口から言えることは何もない」

なお、複数メディアによると、リュディガーとマドリーは4年契約で口頭合意しており、給与面の詳細は明らかになっていないものの、ドイツ代表DFはチェルシーからの週給23万ユーロ(約3130万円)のオファーを断ったようだ。