29日、「2021-22 Yogibo WEリーグ」第19節の3試合が各地で行われた。

前節を終えて13勝2分けと、無敗でトップを突き進むINAC神戸レオネッサは、今節にも優勝が決まる可能性があった。

条件はINAC神戸が勝利し、2位・三菱重工浦和レッズレディースが引き分け以下。また、ドローの場合でも浦和が敗れた場合には優勝が決まる。

INAC神戸は13時キックオフでサンフレッチェ広島レジーナとのホームゲームを、浦和レディースは14時キックオフでアルビレックス新潟レディースとのホームゲームを行った。

勝利を収めて吉報を待ちたいINAC神戸は、立ち上がりからエンジン全開で攻め立てる。フォアチェックから髙瀬愛実が高い位置でボールを奪うと、成宮唯を経由してボックス内で田中美南が左足のシュート。GKがはじいたこぼれ球を中島依美が蹴り込むと、ゴールカバーに入った左山桃子のクリアがGK福元美穂に当たってゴール内へ。オウンゴールと記録され、8分に試合が動いた。

さらに4分後には髙瀬のスルーパスから田中が沈めてリードを広げると、26分にも再び田中。中島が左を使って水野蕗奈が折り返すと、ボックス左で受けての左足でネットを揺らした。

大量リードを奪って盤石の試合運びを見せたかったINAC神戸だったが、広島レジーナも前半終了が近づくにつれてチャンスを作り出す。40分に小川愛が距離のあるシュートを狙い、1分後には攻撃が結実。最終ラインからの長いボールで右サイド深くまで侵入すると、上野真実のカットインから川島はるなが左足を振り抜き、GK山下杏也加の見送ったボールはクロスバーを叩いてゴールに吸い込まれた。

ここまで12回のクリーンシートを記録し、リーグ最少の3失点だったINAC神戸は後半の立ち上がりにもまさかの失点を喫してしまう。広島レジーナは谷口木乃実が左からクロスを上げて川島がヘッド。クロスバーの跳ね返りを上野が押し込んで1点差に詰め寄る。

以降も互いにゴールへ迫り、多数のチャンスを作るも新たなゴールは生まれず。初の複数失点を喫したINAC神戸は、珍しく終盤にコーナー付近で時間を使うプレーを見せるなど、冷や汗をかきながらも逃げ切り勝ちで浦和の結果を待つことになった。

一方、必勝の気概で臨んだ浦和も新潟を相手に力の差を見せる。

12分に菅澤優衣香がフリーで放ったボレーは、力んだか枠を外してしまったが、22分にはセットプレーから試合を動かす。ボックス右外でFKを獲得すると、猶本のキックに合わせたのは南萌華。WEリーグ初ゴールを頭でたたき出し、浦和が先制に成功した。

畳み掛ける浦和は36分に追加点を奪取。清家貴子がワンツーを使って右サイドの深い位置まで侵入すると、クロスのクリアボールに猶本が反応してリードを広げた。

浦和は後半にも清家が一対一を、遠藤優のポストプレーから猶本がクロスバー直撃のシュートを放つなど、チャンスを作り続けた。さらなる追加点こそ奪えなかったものの、新潟に付け入る隙を与えず完勝。今節でのINAC優勝を阻止し、望みをつないだ。

また、ジェフユナイテッド市原・千葉レディースvs AC長野パルセイロレディースの一戦はゴールレスにドローに終わっている。

4月29日(金・祝)
ジェフユナイテッド市原・千葉レディース 0-0 AC長野パルセイロレディース
INAC神戸レオネッサ 3-2 サンフレッチェ広島レジーナ
三菱重工浦和レッズレディース 2-0 アルビレックス新潟レディース

4月30日(土)
大宮アルディージャVENTUS vs マイナビ仙台レディース

5月1日(日)
ちふれASエルフェン埼玉 vs ノジマステラ神奈川相模原

WE ACTION DAY(今節試合なし)
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