セルティックは1日、スコティッシュ・プレミアシップ第35節でレンジャーズとホームで対戦し、1-1のドローで試合を終えた。

ファーストステージを首位で終えたセルティックは、上位6チームで争われるセカンドステージ初戦のロス・カウンティ戦をFW古橋亨梧の約4カ月半ぶりの復帰弾などで2-0の勝利を収め、リーグ6連勝を達成。そして、今回の2戦目では直近のスコティッシュ・FAカップで敗れ、6ポイント差で2位に付ける宿敵レンジャーズとのオールドファームに臨んだ。

2シーズンぶりのリーグ制覇に向けた大一番ではロス・カウンティ戦同様に古橋、MF旗手怜央、FW前田大然がスタメン起用。一方、MF井手口陽介はベンチ外となった。

超満員のセルティック・パークで幕を開けたビッグマッチは、立ち上がりから攻守の切り替えが速い激しい展開に。時間の経過と共にボールを握って攻め手を窺うホームチームに対して、アウェイチームがカウンターで応戦する構図に落ち着く。15分には左サイドからカットインしたケントがミドルシュートを狙うが、これはGKハートが冷静にキャッチする。

幾度か良い形で前線に縦パスを差し込むが、なかなかフィニッシュまで持ち込めずにいたセルティックだったが、ファーストチャンスをモノにする。21分、左サイドで細かく繋いでハーフスペースを取ったテイラーからボックス左に走り込む前田に縦パスが入ると、半身から素早いターンで縦に運んだ前田が左足のクロスを供給。ファーからタイミング良く内に絞ってきたジョタが右足ワンタッチで流し込んだ。

前田のアシストからジョタのゴールで先手を奪ったセルティック。以降は前田、古橋の快足コンビを中心に前から激しい圧力をかけて相手に自由にビルドアップを許さない。32分には旗手が高い位置でのボール奪取から右足の正確なクロスを供給すると、ボックス左に走り込んだジョタがダイビングヘッドを狙うが、これは枠を捉え切れない。

前半の内に追いつきたいレンジャーズが徐々にセルティック陣内でのプレータイムを増やしていくが、ホームチームは集中した守備でフィニッシュまで持ち込ませない。逆に40分過ぎには前田の抜け出しからの折り返しに古橋、ショートカウンターからジョタの右クロスに前田と続けて日本人選手に絶好機が舞い込むが、ここはシュートを枠に飛ばせず。

セルティックの1点リードで折り返した試合は、前半とは打って変わってアウェイチームが主導権を握る展開に。それでも、55分にはボックス手前で旗手が出したグラウンダーのパスをオライリーがコースを変えたボールがボックス中央の前田に足元にこぼれる。だが、前田はこのシュートをふかしてしまう。

後半最初の決定機を逸したセルティックは61分、古橋と旗手、オライリーを下げてギアクマティス、ロギッチ、ビトンを投入する3枚替えを敢行。前線と中盤によりフィジカルな選手を投入し、守勢の状況を立て直そうとする。

だが、67分には中央を鮮やかなパスワークで崩したレンジャーズがケントとのパス交換からボックス左に抜け出したサカラが左足のシュートを流し込み、同点ゴールとした。

この直後にもボックス内に抜け出したサカラが決定的なシュートを放つなど、レンジャーズの攻勢が続く中、セルティックは78分に前田を下げてアバダを投入。日本人3選手はこれでお役御免となった。

その後、カードの枚数が目立ってきた白熱のダービーは試合終盤にかけてもレンジャーズペースが続く。しかし、セルティックの守護神ハートがアルフィールドのゴール至近距離からのシュートをビッグセーブで阻むなど、再三の好守で2点目を許さない。さらに、87分にはボックス右に抜け出したサカラにビッグチャンスが訪れるが、ニア下を狙ったシュートは右ポストを叩いた。

そして、試合はこのまま1-1でタイムアップを迎え、ホームでのオールドファームを最低限のドローで終えたセルティックは6ポイント差を維持し、残り3試合での優勝決定を目指すことになった。

セルティック 1-1 レンジャーズ
【セルティック】
ジョタ(21分)
【レンジャーズ】
サカラ(67分)