プレミアリーグ第35節、マンチェスター・ユナイテッドvsブレントフォードが2日にオールド・トラッフォードで行われ、ホームのユナイテッドが3-0で勝利した。

前節、チェルシー相手のドローで辛くも連敗をストップした6位のユナイテッド(勝ち点55)。今シーズンのホーム最終戦となる今節は、4戦無敗と好調を維持する12位のブレントフォード(勝ち点40)を相手に4戦ぶりの白星を狙った。

ラングニック監督はホームでのラスト采配となる一戦に向け、4日前のチェルシー戦からラッシュフォードに代えて今季リーグ初先発のマタを起用した以外、同じメンバーを継続。ベンチには負傷明けのカバーニも戻ってきた。

[3-5-2]と後ろ重心のアウェイチームに対して、ホームのユナイテッドは勢いを持って試合に入る。すると9分、ハーフウェイライン付近の右サイドでボールを持ったダロトが浮き球の縦パスを背後へ落とすと、これに抜け出したエランガがゴールライン際で折り返す。これをゴール前でドフリーのブルーノ・フェルナンデスが難なく流し込んだ。

悩めるB・フェルナンデスのリーグ戦9試合ぶりとなる今季10点目で先手を奪ったユナイテッドは、直後にエリクセンに強烈なミドルシュートでゴールを脅かされるが、トップ下のマタとB・フェルナンデス、マティッチの3選手を中心にうまくボールを落ち着かせながらゲームをコントロール。クリスティアーノ・ロナウドの直接FKなどで2点目を狙っていく。

その後、時間の経過と共にブレントフォードが攻勢を強めてエリックセンの正確なプレースキックやムベウモとトニーの2トップの連携で幾度か際どい場面を作り出すが、ユナイテッドも要所を締める守備で決定機までは持ち込ませない。

前半終了間際の44分にはハーフウェイライン付近の左サイドでB・フェルナンデスとのパス交換で完璧に背後へ飛び出したマタが中央で猛スプリントを見せるC・ロナウドにラストパスを供給。ユナイテッドの背番号7は冷静にGKとの一対一を制すが、ここはVARのレビューの結果惜しくもオフサイドの判定となった。

追加点こそ奪えなかったものの、上々の試合運びで後半に臨んだユナイテッドは、立ち上がりから積極的にゴールを狙う。その一方で、エリクセンの鋭い直接FKやセットプレーの流れからトニーに決定機を許し、GKデ・ヘアの連続セーブで難を逃れる。

追加点を奪って試合を落ち着かせたいという状況の中、エースがきっちり仕事を果たす。61分、ボックス内で仕掛けたC・ロナウドがDFッヘンリーのファウルを誘ってPKを獲得。これを自ら左隅に蹴り込み、4試合連発の今季18ゴール目とした。

これで勝利に大きく近づいたホームチームは、これがホームラストマッチとなるマティッチを下げて負傷明けのフレッジを投入。長年に渡って中盤を支えたセルビア代表MFには惜しみない拍手が送られた。

そのマティッチ交代直後の72分には右CKの場面でキッカーのテレスが左足インスウィングで入れたクロスを、ゴール前のヴァランがうまくボレーで合わせ、待望のプレミアリーグ初ゴールとした。

この3点目で勝利を確信したラングニック監督は、ホーム最終戦を意識してか、マタに代えてフィル・ジョーンズ、エランガに代えてカバーニとマティッチ、マタ同様に今季限りでの退団が決定的な2選手に別れの場を与える。

この交代で後ろを5枚にして逃げ切り態勢に入ったユナイテッドは危なげなく試合をクローズ。オールド・トラッフォードでの今季最終戦を3-0の快勝で飾り、リーグ戦4試合ぶりの白星を手にした。