マンチェスター・ユナイテッドのラルフ・ラングニック監督は今冬の移籍市場を不本意な形で過ごしたようだ。イギリス『スカイ・スポーツ』が報じている。

昨年11月にオーレ・グンナー・スールシャール監督の首を切り、ラングニック監督の下で巻き返しを期したユナイテッド。だが、残り2試合の現時点で来季のチャンピオンズリーグ出場圏である4位のアーセナルに5ポイント差をつけられ、他力本願の状況に追いやられている。

そんなユナイテッドは今冬の補強ゼロで後半戦に。だが、ラングニック監督は今冬の移籍市場終盤にイングランド代表FWメイソン・グリーンウッドが不祥事で使えなくなり、フランス代表FWアントニー・マルシャルもローン移籍したため、上層部に補強を持ちかけたようだ。

だが、ドイツ人指揮官は「そのときの返答は市場に我々を本当に助けてくれる選手はいないということだった」と振り返り、候補だった選手たちの名を挙げた。

「(候補が)数人いたんだ。今、リバプールにいる(ルイス・)ディアス、(今)夏にマンチェスター・シティに行く(フリアン・)アルバレス、まだフィオレンティーナにいた(ドゥシャン・)ヴラホビッチがね。今、思い浮かぶだけでだ」

そして、「もう過去の話だし、何の意味もない」と前置きした上で、クラブの上層部からストライカーの補強を突っぱねられた当時のやり取りを明かしている。

「私は役員会に話し、少なくともレンタルや完全移籍で選手を獲得できるか否かを話し合って分析してみるべきじゃないかと言ったが、結局は『ノー』という返答だった」

「私は少なくともやってみるべきだったと今も思っている。48時間という短い時間だったが、それでも48時間であれば、内部で話し合ってみる価値はあったかもしれない」

「だが、我々はそれをしなかったし、それが行われることもなかった」

ともあれ、ラングニック監督は今季までの暫定体制で、来季からオーストリア代表を率いつつ、コンサルタントとして来季からのエリク・テン・ハグ新体制に従事する。