アヤックスは12日、来シーズンからの新指揮官としてアルフレッド・スロイデル氏(49)の招へいを発表した。

スロイデル氏が現在指揮を執るクラブ・ブルージュとの交渉が合意に至り、同氏は来シーズンから2024年6月30日までの2年契約にサイン。また、この契約には3年目の延長オプションも付随している。

前日に2年連続通算36度目のエールディビジ優勝を決めたアヤックスでは、来シーズンからマンチェスター・ユナイテッドを指揮するエリク・テン・ハグ監督の今季限りでの退任がすでに決定。

そして、既報通り、テン・ハグ監督の後釜に座ったのは、2018年1月から2019年まで、アヤックスで同監督の副官を務めていたスロイデル氏。

49歳の指揮官は、選手時代はフェイエノールトをはじめ、RKCヴァールヴァイクやNACブレダなど、母国オランダでキャリアを全う。2009年にフィテッセでの引退後、そのまま同クラブのアシスタントコーチに就いた。

その後はアシスタントから監督に昇格した古巣のトゥベンテを経て、ホッフェンハイムやアヤックスで現バイエルン指揮官のユリアン・ナーゲルスマン監督やテン・ハグ監督のアシスタントを務めた。また、2019-20シーズンはナーゲルスマン監督の後任としてホッフェンハイムのトップチームを率いた経歴も持つ。

ここ数年では、2020-21シーズンにロナルド・クーマン監督の右腕としてバルセロナに加入。そして今年1月には、フィリップ・クレメント監督がモナコに引き抜かれたクラブ・ブルージュの監督に就任した。

監督を務めるのはトゥベンテ、ホッフェンハイムに続いて3クラブ目だったが、就任後のリーグ戦ではわずか1敗で、現在は上位4チームで行われる決勝プレーオフで3勝1分けで首位に立つ。

なお、アヤックスの新指揮官就任が決定したスロイデル氏は、古巣での新たな挑戦に意気込む一方、それまではクラブ・ブルージュでのタイトル獲得に全力を注ぎたいと語っている。

「アヤックスの監督になることは名誉であり、両手で掴む絶好のチャンスだ。また、アヤックスでの1年半の仕事を楽しんだので、ここに戻ることも楽しみだ」

「魅力的なフットボールをするチームで、ここアムステルダムでタイトルを獲得したい。経験豊富なトッププレーヤーと非常に優れた若手タレントのバランスが取れている」

「しかし、まずはクラブ・ブルージュでシーズンを無事に終えたいと思うし、できるだけ良い形でサヨウナラを言いたい。タイトル、それは私にとって非常に重要であり、それを達成するために最善を尽くしたい」