リバプールのユルゲン・クロップ監督がFAカップ決勝への意気込みを語った。クラブ公式サイトが伝えている。

4月のFA杯準決勝では現在のプレミアリーグでも熾烈なタイトル争いを繰り広げているマンチェスター・シティ相手に勝利を収め、決勝進出を決めたリバプール。ウェンブリー・スタジアムで14日に行われる決勝では2月のEFLカップ(カラバオカップ)決勝と同じくチェルシーと対戦する。

FAカップ決勝で初めて采配を振るうクロップ監督は試合前日の記者会見でファイナルの舞台が待ちきれないとコメント。EFLカップ決勝で味わった雰囲気をまた楽しめることに喜びを露わにした。

「正直なところ、大きな期待をしている。FAカップ決勝は初めてだからね。EFLカップの決勝戦は2回戦っていて、1回は負け1回は勝った。だから、少しは雰囲気もわかっている。今年のEFLカップ決勝はチェルシーとの120分間にわたる戦いであり、本当に素晴らしい試合だった。これは本当のファイナルであり、この後に続く試合はない。我々は皆が本当に楽しみにしている」

「EFLカップ決勝後にも言ったが、3年前のチャンピオンズリーグ(CL)決勝と雰囲気に何ら変わりはないね。青と赤の2色でお互いが向かい合い、自分たちや他の選手がどこにいるのか一目瞭然だった。本当に凄い雰囲気だったよ。今回もまったく同じようになることを期待している」

「ウェンブリーは素晴らしいスタジアムだ。正直に言うと、リバプールからもう少し近いと良いのだが…。私は国内のカップ戦にはあまり興味がないと言われてきたが、そんなことはない。ただ、(FAカップでは)一度もファイナル出場がなかったね。またスタジアムでこの雰囲気を味わえるのが楽しみだよ」

また、クロップ監督は対戦相手のチェルシーにも言及。終盤失速したものの油断はできないとしつつ、自分たちも更なる成功に向けて必ず勝ちたいと意気込んだ。

「決着がつくかはわからない。(EFLカップ決勝では)今までで一番長いPK戦だった。トーマス(・トゥヘル)も選手たちも、このシーズンを成功させたいと思っているだろうね。彼らはCL出場権を獲得したのだから、良いシーズンさ。昨年はCLで優勝しており、今年は決勝進出を果たした相手にノックアウトされた。これは起こり得ることだろう。難しい年のなかで、本当に良いシーズンを過ごしたと思う。彼らがどのようにスタートするかわからず、複数のオプションもある。だから、準備は興味深いものになるだろう」

「我々の今シーズンはこれまで非常に成功していると、誰もが認めるだろう。だが、何も勝たなければそうしたシーズンにはならない。EFLカップは優勝したが、我々はリバプールであり、世界規模のクラブであり、ワールドクラスのチームを持っている。だから、EFLカップを優勝しただけでは、シーズンを絶対に完璧に成功したと定義するのは難しい。これからが正念場だ」