セビージャとフレン・ロペテギ監督(55)が今シーズン限りで袂を分かつことになるようだ。ラ・リーガに精通するスペインジャーナリストのホセ・マヌエル・ガルシア氏が報じている。

2019年6月に就任し、ヨーロッパリーグ(EL)優勝や2シーズン連続でのチャンピオンズリーグ(CL)出場権獲得に導いてきたロペテギ監督。昨年1月に2024年まで契約を延長した中、今シーズンは本拠地サンチェス・ピスフアンでのファイナル進出が期待されたELでの早期敗退はあったものの、直近のアトレティコ・マドリー戦をドローで終えたことで3シーズン連続でのトップ4フィニッシュを確定させるなど、安定した手腕を発揮している。

しかし、今シーズンの後半戦に関しては5勝11分け2敗と勝ち切れない試合が目立っており、攻撃面での精度、アイデア不足によるスペクタクルさを欠く試合内容を含め、ホームサポーターからブーイングや批判を浴びることも少なくない。

そういった中、ロペテギ監督とスポーツ・ディレクターを務めるモンチ氏らはここ最近の話し合いにおいて、今シーズン限りで関係を解消するという結論に至った模様。

そして、あくまで円満な別れ望む両者はクラブが今季の4位以内を確定させた後、正式に退任を発表する予定だという。

また、スペイン『マルカ』によると、後任人事に関しては昨シーズン限りでグラナダの指揮官を退任したディエゴ・マルティネス氏(41)が最有力候補だという。

就任1年目でグラナダをプリメーラ昇格に導き、2019-20シーズンにはクラブに史上初のEL出場権をもたらしたマルティネス氏は、現在指導者としての見聞を広めるために英語の勉強やプレミアリーグを頻繁に観戦するなど、1年の休養期間に入っていた。

そして、来シーズンから現場に復帰する意向を持っているという。

セビージャとの関係では過去にモンチ氏がリザーブチームであるセビージャ・アトレティコの指揮官に任命した他、ウナイ・エメリ監督が率いた時代にトップチームのアシスタントコーチも経験しており、指揮官としての将来性を含め適任と言えるかもしれない。

なお、同氏に関してはバレンシアやエスパニョールも関心を示しているようだ。