ラ・リーガ第37節、ヘタフェvsバルセロナが15日にコリセウム・アルフォンソ・ペレスで行われ、0-0のドローに終わった。

前節、オーバメヤンのドブレーテの活躍によってホームでセルタに3-1で快勝した2位のバルセロナ(勝ち点72)。これでリーグ3連勝と息を吹き返したブラウグラナは、残り1ポイントで来シーズンのスーペル・コパ・デ・エスパーニャ出場権確保の2位確定となる。

そして、今節は残留争いに身を置く15位のヘタフェ(勝ち点38)のホームに乗り込んだ。チャビ監督は中4日でのアウェイゲームに向け、先発5人を変更。

最終ラインはダニエウ・アウベスが唯一の継続起用となり、ラングレ、ミンゲサ、バルデの3人を起用。また、中盤はジョルディ・アルバと共にサスペンションのフレンキー・デ・ヨングに代わってブスケッツが復帰し、ベンチスタートのデンベレに代わってリキ・プッチを起用。前線にはフェラン・トーレス、オーバメヤン、デパイが並んだ。

立ち上がりからバルセロナがボールを保持して押し込むヘタフェ戦ではお馴染みの試合展開となる。ただ、ダニエウ・アウベスやブスケッツ、ガビを除き、控え中心のメンバー構成の影響が大きく、ビルドアップや連携面で安定感を欠き、前線の選手へなかなか良い形でボールを入れることができない。

一方、コンパクトな陣形で人とスペースをうまく管理するヘタフェは、持ち味の球際の勝負、焦れた相手が無理に差し込んだボールを引っかけながらカウンターを発動。幾度かフィニッシュの場面を作り出す。

前半半ばを過ぎても攻撃のテンポが上がらず、相手の堅守を前に攻めあぐねる状況が続くバルセロナ。37分にはリキ・プッチのスルーパスに抜け出したデパイがボックス内でタメを作った後、マイナスのリターンを受けたリキ・プッチがようやくチームファーストシュートを放つが、これはDFのブロックに遭う。

それでも、このファーストシュートをキッカケにやや良い形で押し込むシーンが増えると、ダニエウ・アウベスからのクロスからフェラン・トーレスに惜しい場面が訪れるなど、アウェイチームが若干盛り返してハーフタイムを迎えることになった。

フィニッシュの数ではホームチームが上回るも、互いに見せ場を作り切れなかったクローズな前半を経て試合は後半に突入。ハーフタイムにメンバー変更を行わず臨んだバルセロナは、前半に比べてややボール回しに改善が見られたものの、なかなかチャンスを作れない。

この停滞を受け、チャビ監督は61分にオーバメヤンを下げてアンス・ファティを投入。さらに、足を痛めて自ら交代を要求したデパイを下げてルーク・デ・ヨングを続けてピッチへ送り込む。そのファティは左サイドで幾度か良い形での仕掛けを見せるが、チームとしてほとんどチャンスを作れない。

その後は互いに他会場の状況を確認していたか、ヘタフェが残留、バルセロナが2位を確定できる状況が維持されたこともあり、リスクを冒さない無風の状態のまま試合はタイムアップ。

互いに決定機皆無の“塩試合”を演じた両者は、仲良く目標達成を祝い合う形での終幕となった。