YBCルヴァンカップ・プレーオフステージ、北海道コンサドーレ札幌vsサンフレッチェ広島の第1戦が4日に札幌ドームで行われ、0-3でアウェイの広島が勝利した。

Cグループ2位の札幌と、Bグループを首位通過した広島による一戦。

札幌は公式戦2連敗中。1週間ぶりの試合で白星を取り戻したいところだが、今大会のグループステージで4得点を上げた中島がU-21日本代表のため欠場。最前線には駒井が起用された。

一方の広島は、1日に天皇杯2回戦でホンダロックと対戦し、2-0で勝利。公式戦3連勝でこの試合に臨む。先発メンバーでは、GK大迫が日本代表に招集されているため、川浪が天皇杯から連続スタメンとなった。

序盤は積極的に仕掛ける札幌が主導権を握る。6分に菅のボックス手前左から放ったシュートが右ポストをかすめると、9分にはルーカス・フェルナンデスがGKの一対一の局面を迎えるが、ここは精一杯手を伸ばして弾き出したGK川浪に軍配が上がった。

守勢を強いられる広島は、セカンドボールが拾えないうえ、ボールを持ってもイージーミスを連発し、自陣でロストする場面が散見される。その中で13分にカウンターからチャンス到来。藤井がボックス右から放ったシュートは枠を捉えたものの、GK中野に止められた。

それでも徐々に普段のペースを取り戻してきた広島は、押し返し始めた矢先の24分に左CKを獲得。野津田が上げたクロスは跳ね返されるが、こぼれ球をボックス手前から東がダイレクトで狙うと、DFの股を抜ける形でゴールイン。ファインゴールが決まってアウェイチームが先制した。

ここからは地に足ついたプレーで本調子を出していく広島。前半アディショナルタイムには、ボックス手前でボールを持ったジュニオール・サントスがベン・カリファとのワンツーでゴール前に侵攻。追加点のチャンスだったが、クロスバーに嫌われて前半を終えた。

後半に入ると広島が完全に主導権を握る展開に。札幌はカウンターしか攻撃の糸口がない状況で、50分にそのカウンターからルーカス・フェルナンデスがボックス右へ侵攻。そのままシュートを放ったが、枠の左に切れていった。

カウンターには気を付けたい広島だが、そのカウンターから追加点を挙げる。65分、自陣中央でボールを奪い、満田が一気に前進。ボックス手前左のジュニオール・サントスに渡すと、サントスはそこから右足のシュートをゴール左に流し込んだ。

この失点を受けて、札幌はドウグラス・オリヴェイラとガブリエル・シャビエルを立て続けに投入。85分にドウグラス・オリヴェイラのヘディングシュートがクロスバーをかすめるが、なかなか1点は遠い。

終盤にかけては札幌も若干盛り返したが、そこにさらなる落とし穴が。87分、広島は自陣中央で満田のスライディングタックルからボールを奪い返すと、ジュニオール・サントスが持ち上がってカウンターへ移行。鋭い切り返しでガブリエル・シャビエルを躱し、最後は巧みなループシュートを流し込んで決定的な3点目を決めた。

ここで試合は終了。敵地で3発快勝を収めた広島が、決勝ラウンド進出へ大きくリードした。

北海道コンサドーレ札幌 0-3 サンフレッチェ広島
【広島】
東俊希(前24)
ジュニオール・サントス(後20)
ジュニオール・サントス(後42)