ヴァンラーレ八戸は13日、葛野昌宏監督(46)の退任を発表した。後任には志垣良氏(42)が就任することが併せて伝えられている。

葛野氏は北海道札幌市出身で、現役時代はベルマーレ平塚、アルビレックス新潟などでプレー。2018年に八戸で監督に就任し、2019年には強化部長、2020年にはヘッドコーチ歴任。2021年から監督に再任した。

今シーズンは開幕から苦戦が続き、11試合を終えて2勝1分け8敗の勝ち点7で17位(18チーム中)と低迷。責任をとる形での退任となった葛野監督は、クラブを通じて無念の思いを明かている。

「J2昇格に向けての今年度でしたが、自分の力不足により、期待に応える事が出来ずに大変申し訳なく思います」

「日頃から、ファン、サポーター、パートナーそして地域の皆様の声は常に届いておりました。状況が悪い時でも、皆様の声援で何度も勇気を与えてもらいました。本当に有難うございました」

「道半ばでトップチームを離れることは残念ですが、これからのヴァンラーレ八戸の飛躍を心より願っております」

新指揮官に就任する志垣氏は、東福岡高校卒業後に渡英し選手としてプレー。そのままイギリスで指導者となり、マンチェスター・ユナイテッドのスクールコーチなども務めた。

2006年にはセフ・フェルホーセン監督の下で名古屋グランパスの通訳となり、2007年にはコーチも兼任。その後、アビスパ福岡、大分トリニータ、ジェフユナイテッド千葉、ガイナーレ鳥取、ジュビロ磐田などで育成や指導に携わった。

2022年はBGパトゥム・ユナイテッドFCで、手倉森誠監督のアシスタントコーチを務めていた志垣氏。初めてチームを指揮するにあたって、今までの全ての経験を八戸に注ぎ込んでいくと、意気込みを語った。

「はじめまして。このたびヴァンラーレ八戸の監督に就任することになりました志垣良です。私自身、成功からの様々な学びもありましたが、一方で、失敗や挫折も体験し、そこから多くの学びもありました。その全ての経験の中から学んだ事を全身全霊でこのチームに注いでいきたいと思います」

「選手、スタッフと共に八戸の地を熱く盛り上げ、失敗を恐れずに威風堂々とアグレッシブに戦えるチームにしていきたいと考えています」

「ヴァンラーレ八戸のファン、サポーター、スポンサーの方々、チームに関わる全ての皆様と多くの歓喜を共にできるのを楽しみにしています」