明治安田生命J1リーグ第17節の1試合が18日にヤマハスタジアムで行われ、ホームのジュビロ磐田が3-1でサガン鳥栖を下した。

15位の磐田と8位の鳥栖による前半戦の最終戦。代表ウィーク中の天皇杯2回戦こそ勝ち抜けたが、直近のリーグ戦3試合で1分け2敗の磐田はチーム最多5得点の鈴木と2位タイの3ゴールを記録する大津が揃ってメンバー外の一方、ここ公式戦2連勝中で5試合負けなしの鳥栖も不動の右ウィングバックに君臨する飯野が欠場した。

敵地戦でも立ち上がりから丁寧なビルドアップで崩しにかかった鳥栖だが、磐田が先にスコアを動かす。8分、相手GKが高く押し上げる味方最終ラインの裏をケアすべく、ハーフウェイライン手前まで飛び出してクリアすると、リカルド・グラッサが左足ダイレクトでボールを前に。そのままスピードに乗ってボールを追いかけたファビアン・ゴンザレスが無人のゴールに押し込んだ。

3試合ぶりの先発試合で今季4ゴール目を記録したF・ゴンザレスは続く13分にも鳥栖のゴールマウスをこじ開ける。敵陣右サイドでのFKから繋ぎに転じた8分、3センターバックの一角である山本義道がインナーラップで攻め上がり、ボックス右に差しかかったところで右足で折り返し。ニアサイドでこぼれ球を拾った鹿沼がマイナスに折り返すと、F・ゴンザレスが右足で流し込む。

F・ゴンザレスの2発目で早々に鳥栖を突き放した磐田はまたしても右サイドを突破口に攻め崩す。27分、丁寧な繋ぎから右サイド深くに流れ、ボールを引き出した上原が右足でクロス。F・ゴンザレスがニアサイドに流れながら相手DFをニアサイドを引きつけると、ボックス中央にできたスペースに飛び込んだ鹿沼のヘディングシュートが決まり、前半のうちに3点目を奪い切る。

失点を続け、大きなビハインドを負った鳥栖は前半アディショナルタイム2分に敵陣右サイド深くから岩崎が右足クロスを供給すると、ボックス左の堀米が左足ダイレクトで折り返す。ゴール前の宮代がネットを揺らしたが、ハンドの判定を取られ、ノーゴールに。前半のうちに1点でも返したい鳥栖だったが、VARチェックでも認められず、3点差のまま折り返す。

それでも、鳥栖はハーフタイム明けに垣田、中野、本田を一挙に送り込むと、早い時間帯に1点を返す。58分、後方からのビルドアップから縦パスで最終ラインの背後を抜け出した垣田がボックス左から左足で折り返すと、ゴール前に詰めた宮代が2試合ぶりの今季2ゴール目を右足で押し込む。

57分にもボックス左からのクロスにファーサイドの原田が右足ダイレクトで合わせ、決定機を作り出した鳥栖だが、ここはGK三浦がファインセーブ。今度は67分に高い位置でのボール奪取から磐田も決定的なシーンを作り出すが、途中出場のジャーメイン良がボックス右で浮き球パスを胸トラップしてからの右足フィニッシュは惜しくも左に外れてしまう。

ここからもうひとつギアを上げたい鳥栖は残るカードで菊地、森谷を送り出してペースアップを図るが、磐田も交代を駆使しながら試合を終わらせにかかり、このままタイムアップ。磐田は4試合ぶりの白星でJ1ホーム通算200勝目となり、鳥栖は4試合ぶりの黒星を喫している。

ジュビロ磐田 3-1 サガン鳥栖
【磐田】
ファビアン・ゴンザレス(前8、前13)
鹿沼直生(前27)
【鳥栖】
宮代大聖(後8)