明治安田生命J1リーグ第17節のガンバ大阪vs横浜F・マリノスが18日にパナソニックスタジアム吹田で行われ、アウェイの横浜FMが2-1で逆転勝利を飾った。

リーグ戦2連敗中の13位G大阪と、2連勝で首位に立つ横浜FMという対照的なチーム同士の対戦。G大阪はGK東口が待望の今シーズン初出場を果たした。

試合開始早々に意外な形で先制点を挙げたのはG大阪。7分、横浜FMがゴールキックからショートパスを繋いでビルドアップを開始。畠中からボールを受けた松原がGK高丘へバックパスを出すも、このボールに対してG大阪のパトリックが猛然とプレッシャーをかけ、高丘のパスミスを誘発。このボールに反応したダワンが右足ダイレクトで冷静に流し込んだ。

G大阪は15分にも決定的なシーンを迎える。敵陣中央でルーズボールを回収したダワンから右サイドを駆け上がった高尾、小野瀬と繋がると、小野瀬はキックフェイントで切り返し、左足でセンタリングを供給。ゴール前で待ち構えたパトリックが高い打点で合わせるも、GK高丘に右手一本でセーブされた。

一方、早い時間帯に先制を許した横浜FMは19分、敵陣右サイドで水沼からボールを受けたレオ・セアラがドリブルを開始。バイタルエリア付近まで持ち運び、カットインから左足で強烈なシュートを放つと、GK東口がボールを後逸してネットに吸い込まれる。同点かと思われたが、エウベルがシュートコースで関与したとしてオフサイドの判定に。VARチェックの結果、ノーゴールとなった。

以降は横浜FMがサイドの幅を広く使ってポゼッション率を高め、前半45分間を通じて主導権を握るも、肝心のネットは揺らせず。対するG大阪は前半のうちに追加点こそ奪えなかったものの、ボールを奪った後の素早いカウンターでたびたび横浜FMを脅かした。

後半最初の決定機は横浜FM。55分、自陣ペナルティエリア内でボールを奪うと、永戸からレオ・セアラ、水沼と繋いで一気に敵陣へ。水沼が右サイドのボックス手前からファーサイドに向かって上げたアーリークロスを駆け上がった西村がフリーで合わせるも、目の前でワンバウンドしたボールに上手く合わせられず、シュートは枠の上へ。千載一遇のチャンスを逃した西村だったが、その直後に自ら同点弾を叩き込む。

56分、G大阪のゴールキックの流れからセカンドボールを回収した渡辺が右サイドのタッチライン沿いに張る水沼へ展開。水沼は内側を前線までインナーラップした渡辺へワンツーの形でボールを預けると、再び渡辺からボールを貰い、右足ダイレクトで中央へクロスを供給。これに合わせたエウベルのヘディングシュートはGK東口に止められるも、こぼれ球に反応した渡辺が中央へ折り返し、最後は西村が右足ワンタッチで押し込んだ。

横浜FMはさらに61分、敵陣中央の深い位置でボールを回し、細かいパス交換からボックスの角でボールを受けた水沼がすかさずクロスを選択。一度はボックス内でDFにクリアされるも、反対サイドで回収したエウベルが最終ラインの背後にループパスを送り、走り込んだ水沼がワントラップして左足を豪快に振り抜く。強烈な一撃がネットに突き刺さり、横浜FMがわずか6分間で逆転に成功した。

一方のG大阪は、攻撃の手を緩めない横浜FMに対してボールホルダーへのプレッシャーをかけられず、反撃の糸口をなかなか掴めない。そんな中、90分にクォン・ギョンウォンがこの日2枚目のイエローカードで退場となり10人に。アディショナルタイムは7分が提示されたものの、最後まで横浜FMのディフェンス陣を脅かすことが出来ずタイムアップとなった。

この結果、アウェイで勝ち点3を積み重ねた横浜FMが3連勝とし、首位もキープ。一方のG大阪はリーグ戦3連敗となった。

ガンバ大阪 1-2 横浜F・マリノス
【G大阪】
ダワン(前7)
【横浜FM】
西村拓真(後11)
水沼宏太(後16)