18日、明治安田生命J2リーグ第22節の9試合が各地で行われた。

勝ち点「40」で並ぶ3位のベガルタ仙台と2位の横浜FCがユアテックスタジアム仙台で対戦。注目の上位対決は5分、中村の自陣からのロングボールに反応したサウロ・ミネイロが相手DFをスピードで置き去りにすると、相手GKとの1対1も冷静に制して、ゴール左にシュートを流し込んだ。

先制を許した仙台だが、その後は徐々に攻勢を強め、ゴールに迫る回数が増える。前半の間に追いつくことはできなかったが、試合を折り返して62分には大きなチャンスを迎えた。ボックス手前で氣田が右足のシュートを放ち、これが相手DFに当たってボックス左にこぼれるも、中山がこれに反応。左足アウトサイドのシュートをゴール左に決め、スコアを振り出しに戻した。

同点に追いつかれたアウェイチームだったが、74分に中村のパスを敵陣右サイドで受けたイサカ・ゼインが深い位置まで切り込んで、グラウンダーのクロスを供給。中央に走り込んだ小川が右足で合わせ、勝ち越しゴールを決めた。

さらに、78分には敵陣右サイド深い位置でのパス交換からイサカ・ザインが再び中央へ折り返すと、これに松浦が反応。豪快な右足のボレーシュートをゴール右に叩き込み、リードを2点に広げた。

2点差をつけられた仙台は、89分に右CKのこぼれ球からフォギーニョが押し込み、一点を返すもここで万事休す。横浜FCが2-3で勝利を挙げ、暫定首位浮上を果たした。

堀孝史前監督を解任し、城福浩新監督を招へいした14位の東京ヴェルディは、ホームの味の素スタジアムに17位のレノファ山口を迎え撃った。

新体制での白星と共に8戦ぶりの白星を目指した東京Vは、今季アウェイゲームで未勝利が続く相手に対して、序盤は慎重な入りを見せる。それでも、徐々にボール回しにリズムが生まれると、前半20分過ぎに先制に成功する。

22分、ンドカボニフェイスが前線に入れた浮き球のフィードに反応した佐藤凌我がDF2人の中途半端な対応の隙を突いてボックス内に侵入。後ろからユニフォームを引っ張ったヘナンのファウルを誘ってPKを獲得。これを自ら左下隅へ流し込み、25分の先制点とした。さらに、ヘナンには決定機阻止との判断でレッドカードが掲示された。

1点リードに加え、数的優位も手にしたホームチームは危なげなく時計を進め、試合を折り返す。後半序盤の守勢を耐え切った東京Vはフレッシュな選手の投入でカウンターの鋭さを増すと、後半半ば過ぎに山口を突き放す。

まずは80分、右CKの場面でニアに飛び込んだ加藤弘堅がうまく頭でファーに流したボールを小池純輝が難度の高い右足ボレーで叩き込むと、82分には鮮やかな右サイドでの崩しから深澤大輝が入れたピンポイントのグラウンダークロスを佐藤凌我が右足ダイレクトで流し込んだ。

これで勝利を決定付けた東京Vは3-0の快勝で城福新体制の初陣を飾る、リーグ8戦ぶりの白星を奪取。さらに、公式戦15試合ぶりのクリーンシート、J2ホーム150勝も達成している。

その他、8位のジェフユナイテッド千葉は20位大宮アルディージャとのホーム戦で1-1と引き分け、これで6戦無敗と好調をキープ。先日に松田浩監督を解任し、原田武男暫定監督が指揮を執る6位V・ファーレン長崎は18位のザスパクサツ群馬をホームに迎え、2-0で勝利している。

◆第21節
6月18日(土)
ジェフユナイテッド千葉 1-1 大宮アルディージャ
いわてグルージャ盛岡 1-0 徳島ヴォルティス
ベガルタ仙台 2-3 横浜FC
栃木SC 1-1 大分トリニータ
東京ヴェルディ 3-0 レノファ山口FC
ロアッソ熊本 0-0 水戸ホーリーホック
モンテディオ山形 0-1 ヴァンフォーレ甲府
ファジアーノ岡山 1-0 FC琉球
V・ファーレン長崎 2-0 ザスパクサツ群馬

6月18日(日)
《14:00》
アルビレックス新潟 vs ブラウブリッツ秋田
《18:00》
FC町田ゼルビア vs ツエーゲン金沢