明治安田生命J2リーグ第22節の2試合が19日に行われた。

首位防衛を目指す新潟はホームで秋田と対戦。序盤からペースを握ると15分に先制する。高木が右足で上げた左CKを舞行龍ジェームズが競り合い、こぼれ球を田上がシュート。相手に当たってゴールラインを破りそうになったところを本間が拾い、ボックス右から素早くクロスを上げると、最後は松田が頭で押し込んだ。

後半に入ると互いに多くの決定機を迎える展開に。まずは49分、新潟GK小島のパスが秋田の井上に渡り、アウェイチームにチャンス。井上は素早くシュートを放ったが、焦りが出たか、威力もコースも甘かったシュートはカバーに入ったDFに止められた。一方の秋田は、53分のCKで田上のヘディングがクロスバーを直撃する。

一進一退の攻防が続く中、65分に秋田が再びゴールに迫る。ロングボールが自陣から敵陣右サイドに送られると、一度相手に渡ってしまうものの、トラップした瞬間に吉田が奪い、そのままボックス右まで侵攻。ゴール前に走り込む味方を目掛けてクロスを出したが、寸前のところで舞行龍ジェームズに掻き出された。

ピンチの後にはチャンスあり。新潟は76分、自陣での相手のFKを跳ね返してカウンターに移行すると、松田が抜け出し独走状態に。あとはGKを躱すのみだったが、秋田GK新井が伸ばした腕にボールを絡めとられてしまった。

決定機を迎えながらも得点には至らない両チーム。緊迫したゲームが続く中迎えた90分に意外な形で得点が生まれる。秋田の千田が最終ラインで足を滑らせてしまい、すかさず本間がボールを奪取。ゴール前まで運び、最後は途中出場のシマブク・カズヨシがゴール。昨季デビューの22歳がプロ初ゴールを決めた。

これで試合を決定づけた新潟は、92分にカウンターからシマブク・カズヨシが持ち上がり、同じく途中出場の伊藤のダメ押し弾をアシスト。最終的に3-0の勝利を収め、ホーム10連勝に至った。

もう一方の町田vs金沢は劇的な展開となった。8分に太田のゴールでホームの町田が先制する立ち上がりで試合はスタート。しかし、金沢も豊田のゴールで同点とし、試合を折り返す。

後半に入ると、町田はドゥドゥ、金沢は途中出場の大石のゴールでそれぞれ加点する。そして同点で迎えた後半アディショナルタイム、町田はゴールキックを頭でつないで前線へ供給すると、これが太田のもとへ。太田はトラップから泥臭くもゴールに流し込み、土壇場で決勝点を挙げた。

この結果、町田は3試合ぶり勝利で6位に浮上。金沢は3戦未勝利となった。

◆第21節
6月18日(日)
アルビレックス新潟 3-0 ブラウブリッツ秋田
FC町田ゼルビア 3-2 ツエーゲン金沢

6月18日(土)
ジェフユナイテッド千葉 1-1 大宮アルディージャ
いわてグルージャ盛岡 1-0 徳島ヴォルティス
ベガルタ仙台 2-3 横浜FC
栃木SC 1-1 大分トリニータ
東京ヴェルディ 3-0 レノファ山口FC
ロアッソ熊本 0-0 水戸ホーリーホック
モンテディオ山形 0-1 ヴァンフォーレ甲府
ファジアーノ岡山 1-0 FC琉球
V・ファーレン長崎 2-0 ザスパクサツ群馬