INAC神戸レオネッサは22日、元なでしこジャパンのFW京川舞(28)が、女子ブンデスリーガの1.FFCトゥルビネ・ポツダムへ完全移籍することを発表した。契約期間などは明らかにされていない。

移籍先のポツダムも同日に京川の加入を発表している。ポツダムでは過去に永里優季や永里亜紗乃がプレーをし、今季のリーグ戦は4位で終えていた。女子ブンデスリーガでは現在、バイエルンでDF熊谷紗希が、ケルンでDF平野優花がプレーをしている。

常盤木学園高校で2度の全日本高等学校女子サッカー選手権大会優勝を成し遂げ、世代別の日本代表でも常連だった京川。持ち味のスピードを生かした突破力を武器に、2011年のAFC U-19女子選手権では得点王と最優秀選手に輝く活躍で日本を優勝に導き、鳴り物入りで2012年に田中陽子や仲田歩夢らとともにINACへ加入した。

すぐさまなでしこジャパンにも選出されるなど将来を嘱望されたが、同年に左ヒザ前十字靱帯断裂などの重傷を負うことに。復活後はなでしこリーグでコンスタントに出場を続けていたが、2021年4月にバセドウ病と診断されて再びの長期離脱を強いられた。

再復活を遂げたのは2022年4月16日に行われた「2021-22 Yogibo WEリーグ」第17節のAC長野パルセイロ・レディース戦。先発に名を連ね、71分間プレー。以降は3試合に途中出場を果たしている。

WEリーグでは通算4試合に出場。なでしこリーグ1部で117試合45得点、2部で23試合出場31得点を記録し、なでしこジャパンとしても5試合に出場している。

移籍に際し、京川は両クラブを通じて以下のコメントを発信している。

◆INAC神戸レオネッサ

「このたびドイツ・女子ブンデスリーガ1部、1.FFCトゥルビネ・ポツダムに移籍することになりました」

「INAC神戸での10年間は、本当に山あり谷ありで、振り返ってみたらデコボコだらけの道のりで、自分でもとても驚いています。デコボコ道を前に進めるように整えてくれたチームや迷子になりそうな私を軌道修正してくれたチームメイト、先輩方、踏ん張り所で背中を押してくれたファン・サポーターの方々のおかげで今の私があります。本当に感謝の気持ちでいっぱいです。どんな状況の中でも進み続けることができたのは、INAC神戸だからです」

「この10年間でみなさんからいただいた恩は返し切れないほど大きくなっていますが、サッカーは世界に広く繋がっているので、違う環境でのチャレンジになりますが、覚悟を持って夢に挑み、みなさんに少しでも恩返しができるようにしたいと思います。良いニュースを届けられるように頑張りますので楽しみに待ってて下さい」

「10年間、本当にありがとうございました」

◆1.FFCトゥルビネ・ポツダム

「こんにちはポツダムの皆さん!日本から来た京川舞です。自分にとって初めての海外チャレンジにとても興奮しています!このチームで女子ブンデスリーガでチャンピオンになって、ポツダムでUEFA女子チャンピオンズリーグの出場権を獲得したいと考えています。すぐにみんなに会えることを願っています!」