レアル・マドリーのU-23ブラジル代表MFヘイニエル(20)に関して、ベンフィカが獲得に興味を示しているようだ。ポルトガル『レコルド』が伝えた。

ヘイニエルは2020年1月にフラメンゴからレアル・マドリーへと完全移籍。2020年8月には2年間のレンタル移籍でドルトムントへと武者修行に出ていた。

外国人枠の関係もありレンタルに出されたヘイニエルだったが、2シーズンで出場した試合は39試合。1ゴール1アシストという結果に終わり、両クラブにとってもヘイニエルにとってもプラスに働いたものとはならなかった。

2年間のレンタル期間が終わったヘイニエルだが、新シーズンもマドリーでプレーすることはないと見られている。その中で獲得に手を挙げたのがベンフィカだった。

代理人であるジュリアーノ・ベルトルッチ氏と交渉を進めているベンフィカ。買い取りオプション付きのレンタル移籍で考えているとのことだ。

まだまだ伸び代のあるヘイニエルは、ベンフィカへの移籍に前向き。父であるマウロ・ブラジリア氏は「とても興奮している」と息子の様子を明かしている。

また、父としてもベンフィカ移籍は好意的に受け止めていると言い、「息子と家族にとって良いことをもたらすだけだ。言葉が通じ、選手をトップリーグへと送り込んでいる国だ。とても興味深いプロジェクトだ」と語った。