ポーランド代表FWロベルト・レヴァンドフスキ(33)の獲得を諦めないバルセロナに対して、バイエルンの名誉会長であるウリ・ヘーネス氏がけん制の言葉を発した。スペイン『マルカ』が伝えている。

バイエルンとの契約が残り1年となっているレヴァンドフスキは、クラブからの契約延長の要請を拒否。在籍8年間でブンデスリーガ8連覇とチャンピオンズリーグ優勝に貢献したクラブでのプレー継続は考えていないとして、今夏の退団を希望している。

また、自身の移籍希望に反し、断固として移籍を許可しないことから、公にクラブを批判。それでもクラブ側は、最高経営責任者(CEO)のオリバー・カーン氏をはじめとする幹部が一貫して認めない姿勢を貫いている。

ただ、バイエルン幹部らが首を縦に振らないのは、同選手に関心を示すバルセロナのオファーが十分ではないからだ。伝えられるところでは、3500万ユーロに5種類のボーナスが付随したオファーを断ったと見られている。

そういった中、2019年11月にバイエルンの会長を辞したヘーネス氏も、バルセロナの姿勢に疑問を呈している。財政難で高額なファーを出している場合じゃないと感じているようだ。

「バルサは半年前に13億ユーロの負債を抱えていたにも関わらずレヴァンドフスキにオファーを出した。彼らは芸術家に違いない。ドイツでは破産宣言をしてもおかしくない状況だが、我々に億万長者ばりのオファーを出している」

バイエルンでは先日、リバプールからセネガル代表FWサディオ・マネを獲得。これでレヴァンドフスキ移籍が進むかに思われたが、ヘーネス氏はその推測を否定している。

「我々の立場は明らかだ。ロベルトあ2023年の夏まで契約を結んでいる。チーム内の競争を激化させるためにサディオを獲得したのだ」

「彼の加入により、全選手のカードがシャッフルされる。サディオを獲得しても、攻撃的な選手お放出することは考えていない」

なお、スペイン『アス』の見立てでは、現在のレヴァンドフスキは頑なだったバイエルン退団の姿勢を軟化させている模様。ただ、移籍願望は変わっておらず、決着するまで目が離せない状況となっている。