明治安田生命J1リーグ第19節、サンフレッチェ広島vsジュビロ磐田が2日にエディオンスタジアムで行われ、3-0で広島が勝利した。

前節まで4連勝と快調だった広島は、3日前の先月29日に延期されていた第15節のガンバ大阪戦を行った。相手は4連敗と不振にあえでいたが、広島は連戦の疲れからか、相手の個人突破に後手に回される展開に。不運な形で失点が続き、7試合ぶりの黒星を喫した。

一方の磐田は、6月25日に行われた第18節では川崎フロンターレとドロー。王者相手に最少失点で試合を進めた中、終盤にCKから伊藤がJ1初ゴールを挙げて、引き分けに持ち込んだ。天皇杯も含めると、現在は4戦負け無しという状況だ。

スタメンに関しては、広島はほぼ固定メンバーそのままで臨む。G大阪戦で右ヒザを負傷し、全治6週間と診断されたドウグラス・ヴィエイラに代わって棚田がベンチ入りしている。磐田は前節から2人変更。松本と杉本が外れ、鈴木と小川が入っている。

両チーム合わせて最初のチャンスは5分。右サイドからアーリ―クロスがボックス左に走る小川に繋がり、胸トラップからシュートへ。しかし、威力が弱くGKの正面に飛んだ。

対して、8分の森島のミドルシュートが初シュートとなった広島は12分、味方のパスに抜け出したベン・カリファが倒されゴール正面でFKを獲得。名古屋グランパス戦で直接決めた野津田に期待がかかったが、今回は枠を大きく外す一発となった。

徐々に攻勢を強める広島は18分、敵陣右サイドのポケットを突く森島に見事なロングパスが通ると、マイナス方向へグラウンダーで折り返し。ここに飛び込んだ松本がダイレクトで抑えの利いた強烈なシュートを放ったが、GK三浦のビッグセーブに阻まれた。

しかし、その4分後の22分、攻める広島が敵陣左サイドでFKを獲得。満田が右足でクロスを入れると、荒木が頭で合わせてネットを揺らした。

その後、攻勢を続ける広島は、満田や佐々木がミドルシュートで果敢にゴールを狙う。どれも枠を捉えるものの、ことごとくGK三浦の正面に飛んでしまう。

1点ビハインドで後半に入る磐田は、山本義道と鹿沼を下げてジャーメイン良と山本康裕を投入。47分にその山本康裕のクロスを吉長が頭で合わせて早速シュートシーンを迎えた。

50分には相手の不十分なクリアを高い位置で拾い、ジャーメイン良がフィニッシュへ。ここもチャンスだったがGKにキャッチされた。

良い入りを見せる磐田だが、大森がシュートの際に足を痛めてプレー不可能に。54分に杉本と交代となった。

しばらく劣勢の広島だったが、55分のゴール正面からのFKで流れを断ち切り、63分には右サイドの深い位置で再びFKを獲得。野津田が左足でクロスを上げると、ニアで佐々木が頭で合わせて追加点を挙げた。

これで勝利を大きく手繰り寄せたホームチームは、68分に相手のゴールキックをはね返すと、ボールはそのままゴール前の森島のもとへ。GKと一対一となった森島は冷静に流し込んだ。

これで勝利を決定的なものにした広島。77分には満田のスルーパスから途中出場のジュニオール・サントスが最終ラインを突破。完全にフリーでGKと一対一の局面を迎えたが、丁寧に右上を狙ったシュートを枠に収めることができず。オフサイドだったためどちらにせよゴールとはならなかったが、印象の悪い外し方となってしまった。

一方、意地を見せたい磐田は79分に鈴木のシュートがポスト直撃。ただ、攻撃は単発に終わってしまう。

その後、広島は高卒ルーキーの棚田を投入。棚田はこれがJ1デビューとなる。また、終盤に投入された今津も今季のJ1初出場となった。

そして、最後まで危なげないパフォーマンスで試合をクローズ。G大阪戦の敗戦を払拭する快勝を収めた。

サンフレッチェ広島 3-0 ジュビロ磐田
【広島】
荒木隼人(前22)
佐々木翔(後18)
森島司(後23)