2日、明治安田生命J1リーグ第19節のサガン鳥栖vsヴィッセル神戸が駅前不動産スタジアムで行われ、0-2で神戸が勝利を収めた。

現在6位の鳥栖と最下位の神戸の対戦。上位を窺いたい鳥栖も最下位からの巻き返したい神戸も勝ち点3が欲しい一戦となった。

鳥栖は前節から5名を変更。ファン・ソッコ、原田亘、堀米勇輝、小野裕二、宮代大聖が外れ、田代雅也、藤田直之、中野嘉大、本田風智、垣田裕暉が入った。

対する神戸はミゲル・アンヘル・ロティーナ監督を解任。暫定監督を含め、今季4人目となる吉田孝行監督が就任した。

その初陣となった試合では前節から3名のスタメンを変更。GK前川黛也、大崎玲央、大迫勇也が外れ、GK飯倉大樹、菊池流帆、小田裕太郎を起用した。GKを入れ替えて流れを変えたいところだ。

互いにボールを繋ぎながら攻め込むスタイル。鳥栖は後方からビルドアップして攻めていく展開に。対する神戸もパスを繋ぎながら攻め込んでいく。

すると19分に神戸がチャンス。左CKからイニエスタがクロスを送ると、これがゴールに向かいGK朴一圭が慌ててパンチング。その後の流れから、左からのイニエスタのクロスに対して小林がファーに飛び込むが、わずかに合わない。

対する鳥栖は26分にチャンス。ショートコーナーから、ボックス左からのクロスがクリアされると島川がヘッドで落とす。最後は本田がダイレクトシュート。鋭いボールがゴールに飛ぶが、わずかに右に外れる。

激しい球際の競り合いが見られるこの試合。田代との競り合いで武藤が脇腹付近を痛めて倒れ込んでいる。VARのチェックも入ったが、これは特にファウルも取られなかった。

38分には山口がクロスを送ると、武藤がボックス内でヘッド。しかし、力無くGK朴一圭がキャッチする。

鳥栖は40分に右CKを獲得すると、藤田のクロスにジエゴが飛び込んでヘッド。強烈なシュートがゴールを襲ったが、GK飯倉がセーブ。クロスバーに当たったボールを収めた。

押し込み続ける鳥栖は42分にも島川のスルーパスに反応した垣田がボックス内で滑り込みながらシュート。しかし、これもGK飯倉がセーブする。

互いに攻勢を見せる中でゴールが生まれなかった前半。ハーフタイムには互いにカードを切らずに後半に臨む。

後半は前半の鳥栖ペースから神戸が盛り返し、立ち上がりに汰木がシュートを放つなど積極的にゴールに向かう。

決定機こそ多く迎えられないものの、両サイドバックの酒井、山川が高い位置を取り、積極的に攻撃参加するなど、攻勢を止めない。

すると、69分に神戸がチャンス。パスを繋いで時間をかけて崩すと、橋本、武藤、佐々木、山川と繋ぎ、その山川がボックス右から鋭いクロス。これに橋本がダイレクトヒールで合わせると、シュートはゴールへ飛ぶもGK朴一圭がセーブする。

ビッグチャンスを止めた鳥栖は72分にチャンス。左サイドを岩崎が仕掛けると、一旦は止められるもディフレクトしたボールが岩崎の元へ。そのままボックス内左からシュートも、オフサイドとなった。

ゴールが欲しい神戸は73分に汰木を下げて大迫勇也を投入。流れを変えにいくと、押し込み続けた神戸は79分についに結実した。

右サイドからの山川のクロスにファーサイドで武藤がヘッド。上手くコントロールしたシュートはファーに決まり、神戸がついに先制する。

先制を許した鳥栖はボールを握って行きたいところだったが、神戸がしっかりとボールを握って時間をかけていくことに。するとアディショナルタイム1分、左サイドからのクロスをファーサイドでフリーだった武藤がボックス内でヘッド。これが左に決まり、神戸がリードを広げる。

結局そのまま試合は終了。神戸が新体制初陣で見事に勝利。3試合ぶりの勝利を収めた。

サガン鳥栖 0-2 ヴィッセル神戸
【神戸】
武藤嘉紀(後34、後46)