アヤックスがトッテナムのオランダ代表FWステーフェン・ベルフワイン(24)獲得に向け、クラブ間合意に至った模様だ。オランダ『テレグラフ』が報じている。

今年1月の段階からベルフワイン獲得に動いていたアヤックスは、選手サイドとの合意は早い段階で取り付けていたものの、売却額を最低2500万ユーロ(約35億4000万円)に設定していたトッテナムとのクラブ間交渉が難航していた。

しかし、トッテナムがエバートンのブラジル代表FWリシャルリソン獲得に成功し、余剰人員の整理に着手し始めたこと。また、アヤックスがコートジボワール代表FWセバスティアン・アラーなど一部主力の売却交渉が進み、獲得資金に目途が立ったことで、交渉が進展。

『テレグラフ』によると、両クラブは3000万ユーロ(約42億4000万円)の金額で合意に至った模様。そして、同選手は今週中にも現地でメディカルチェックを受診する見込みだという。

この報道に対して、イギリス『フットボール・ロンドン』はクラブ間合意は時期尚早と主張しながらも、両者の合意が迫っていると報道。そのため、ベルフワインの母国復帰はほぼ確実と見られる。

2020年1月にPSVからトッテナムに移籍したベルフワイン。今シーズンのレスター・シティ戦での劇的2ゴールなど、印象に残る活躍が光る一方、公式戦32試合中スタメンはわずかに8試合とアントニオ・コンテ監督からの信頼を得ることができていない。

その一方、定期的にプレー機会を得ているオランダ代表では先日のUEFAネーションズリーグのベルギー代表戦での鮮烈なミドルシュートを含め、印象的な活躍を見せていた。

そのため、カタール・ワールドカップに向け、定期的なプレー機会を求める24歳は、先月の代表活動中の母国メディアの取材に対して、「僕自身はプレーすることを望んでいる。そして、現時点ではスパーズを出たい、それは確かだよ」と、今夏のトッテナム退団を希望していることを明らかにしていた。