マンチェスター・ユナイテッド加入が目前に迫るデンマーク代表MFクリスティアン・エリクセン(30)だが、元イングランド代表MFのダニー・マーフィー氏はそれほど評価していないようだ。イギリス『ミラー』が伝えている。

昨年のユーロ2020の試合中に心停止で倒れ、一命こそ取り留めたものの所属していたインテルとは契約解除になったエリクセン。しかし、それから約半年後の今年1月にブレントフォードへ加入すると、プレミアリーグ11試合に出場して1ゴール4アシストを記録するなど、見事な復活を遂げた。

輝きを取り戻した司令塔に対しては多くのクラブが関心を寄せていたが、ユナイテッド加入で合意したと複数メディアが報道。メディカルチェックを無事通過すれば、今週中にも移籍が正式発表される予定だ。

昨シーズンのプレミアリーグを6位で終え、エリク・テン・ハグ新監督の下で立て直しを図るユナイテッドにとって経験豊富なエリクセンは頼もしい存在となるが、イギリス『talkSPORT』に出演したマーフィー氏は同選手獲得に動いたクラブを批判。エリクセンは好選手ではあるものの、ユナイテッドを復活させるほどの力は持っていないと断じた。

「私はずっとエリクセンが好きだった。彼の創造性、プレースタイル、自由で挑戦的な姿勢、そして両足が使えるところがね。だが、もし私がユナイテッドのファンだとしたら、エリクセンのプレーに興奮はしないと思う。トップ選手ではなく、ブルーノ・フェルナンデスより優先されることもないだろう」

「彼はワールドクラスの選手ではないと思う。もちろん、経験豊富でクオリティは高く、どのチームにも歓迎される選手ではあるだろう。だが、ユナイテッドがリバプールやマンチェスター・シティ、チェルシーと対戦する試合で、彼は先発するだろうか? それはない」

「エリクセンがこれまで経験してきたことを考えれば、ビッグクラブで再びプレーできる大きなチャンスであり、そこに行く決断は理解できる。一方で、もしユナイテッドが再び競争力を身につけたいなら、すべき契約はそこではないだろう。彼はベンチから出てきて試合を変えることはできても、ユナイテッドをリバプールやシティに近づけてくれる選手ではない」